Q:アタマにいい食べ物は何がありますか?

 
A:これもびっくりするほどよく聞かれます。

 以前、とある料理研究家さんの執筆にご一緒させていただいたときに聞いた限りでは…

魚…シャケ、サバ、イワシ、マグロの赤身、貝類(特にシジミ)
肉…レバー、鶏ささみ
野菜…ダイズ、トマト、ほうれん草、ブロッコリー、大根
その他…味噌、鰹節、緑茶、クルミ、ウコン、ブルーベリー、カカオ

あたりでしょうか。

 DHA、EPA、オメガ3脂肪酸、リコピン、クルクミン、フラボノイド、葉酸…いっぱい聞きましたが…
 良質たんぱく、抗酸化作用…そんなキーワードであったと記憶しております。

 細かい効能はきっとお母様方の方がご存じだと思いますので、私は「現場の感覚」をお伝えいたします。

 あくまでも感覚に過ぎないのですが、食べ物の好き嫌い…とくに「頑として食べないもの」が多い子で、アタマの切れ味のいい子は見たことがありません。
 勉強はそこそこ出来たりしますが、粘りがなくむらっ気な子が多いと感じています。だから成績に安定感がなく最後まで揺れ続け、ここ一番で脱線します。

 ここに上がった食物はどちらかと言えば「嫌われ気味」なものが多く、本当にアタマに効能があるのであれば、好き嫌いの多い子が圧倒的にダメなことの理由がひとつ成り立ちます。

 逆に言えば、それぞれいろんな理由でいろんなものが挙げられていますが、適度に普通の食事をとっていればそう神経質になる必要もないのではないかと感じています。

 それよりも…成績の卓越した子は「あまり食にこだわってない」ことが多く、
そしてなぜか「ご飯を美味しそうに食べ」ます。
 そのあたり…心の豊かさは成績と非常に密接
です。

 「やらされてる」子はやっぱり勝てません。
 そこにもう一度留意されて「効能2番、おいしさ1番」で支えてあげてください。
 よろしくお願いいたします。