一方的に師と仰いでいる方が

嘆いておられた昔話。

 

 

師のご友人…

下校中の子が

ネコをいじめていたので注意した。


注意された子は

「知らんオッチャンにいきなり怒られた」

とでも親に言ったのだろう。

過程を一切隠して…

 

親は学校に報告。

アラート発動…

文言は

「通学路に子供を

威嚇する不審人物

出現注意!!

 

ほどなくご友人は

職務質問を受ける羽目に…

 

それを遠巻きに

眉をひそめながら眺める保護者集団…

 

 

シンプルに問いたい…

悪いのは誰?

 

 

言わなかった子供?

そうでしょうね。

 

 

しかし

「ボクがネコをいじめてたから…」

と言えるような子なら

そもそもネコをいじめてはいない

だろうし

親にチクったらさらに叱られるから

言わないと思うんです

 

私はここは

絶対的に親の不備

だと思います。

なぜ

「どうして

叱られたの?

何か叱られるような

ことを

したんじゃないの?」

の一言が出ないのか…

 

なぜ

わが子が

わが子以外が

言い切れるのか…

 

日頃わが子は

何をしている?

絶対的善と

言えるような

なのか?

 

そこのブレーキが全くなく

脊髄反射の様にヨソに喚き散らす

から

子供は更生のチャンスを見逃し

後で大恥をかくようなことになる

んじゃないのかなと。

 

でも…ここで

「はっ」としてくださるような親御さんの子は

こうはならないんですよね…

気にもしてない親の子に

こういうのが

特定外来種みたいに

繁殖しまくってて

 

そう考えれば

「ダメだよ~

バカ親子なんかに

関わっちゃ~」

と笑うのが

一番正しいのかもしれません。