幼児英語が注目され始め

アチコチに幼児英語教室が出来て…

 

それから数年がたち

その子たちが中学受験をする

時期がまたやって来ました。

 

 

 

まだまだデータは

多いとは言えません。

 

これから変わって来るかも

しれません。

 

 

 

 

しかし…現状を見る限り

ここ数年は芳しい結果は皆無…

第一志望に届いたケースは

英語受験を最初から考えていた

子を除いてありません。

 

明確な傾向として

国語の成績が

例外なく悪いことが

挙げられます。

 

 

特に説明的文章の

読解が壊滅的

ことわざ・慣用句の

習熟度も低い。

これは明確に表れています。

 

 

 

 

英語が少しできるように

なられた子に共通にあるのですが

日本語を低く見る

言動が多々見られます。

 

 

自分ができるようになったことは

うれしいでしょうし

それをお披露目したいのもわかります。

 

 

しかしそこで手っ取り早く

日本語をバカにして

マウンティングに入ってしまう…

 

結果として

日本語は卑しんで

勉強もしようとしない…

 

 

それがじんわりと

効いてしまったものと感じます。

 

 

同時にそれは人間関係にも

影を落とすことが多かったようで

友人とのトラブルや

いじめの対象に

なっていたケース

習ってた子は

習ってない子に比べて

偶然とは言えない高率

示しています。

 

もちろん

「それでは

英語耳がデキない!」

「これからは英語よ!」

と仰りたいのもよくわかります。

 

 

 

しかし私自身諸外国の方々と

話しているときに

そのお国の言葉を

どれだけ流暢に話せても

自国の文化を

語れず

自国語が

いい加減な人間

やっぱり信頼されなかった

気がいたします。

 

一芸入試的な英語選抜とかの

特殊な入試方式を目指すのでなければ

受験現場の人間としては

きちんとした日本語が出来上がってから

のほうがよくないかなと感じています。

 

少なくとも国語を

軽んじることだけは

ないように

お願いしたいと思います。