夫さんは頸椎5番の完全麻痺(損傷は3〜5番)なのですが、受傷当時から頸椎5番より高位損傷の知り合いが少なくて、、、(6番の方が多い印象)
日常生活の工夫(装具の改造など)は、ほとんど当初OTさんに作ってもらった物や、教えてもらった素材を、独自で自分の使いやすいものにデザイン設計(改良)しています
また、5番完全麻痺だと、手首を動かせないので、プッシュアップや移乗が出来ません。
そのため、移乗はリフトを使うか人力で二人介助になります(ちょっと特殊な一人介助の方法もある←我が家、外出先ではこれ。自宅ではリフトです)
そんな感じなのですが。
先日、頸椎4〜5番完全麻痺の方と知り合うきっかけがあり、色々なお話を聞かせてもらうことが出来ました!
同じ年だけど、受傷はその方の方が早く、頸損歴は夫さんより少し長めの先輩
奥様とお子様もいて、日常生活の福祉サービスの利用状況や、宿泊を伴う旅行なんかのことも
我が家、夫婦二人旅行の時(公共交通機関)はスーツケースと臀部の褥瘡予防用の小さめマットを、往復便で事前に宿泊ホテルへ送っておきます。
移乗は、特殊な一人移乗(YouTubeで見つけてPTの先生に習った)でやってきましたが、、、
その方はどうしてるんだろう?
家族やヘルパーさんがその特殊な移乗をマスターしてるのかな??人力の二人移乗かな??
と思ったら…
なんと、往復便で荷物と共に、折り畳み式リフトもホテルに送っているらしいーーー!!
ヘルパーさんと二人での宿泊を伴う会合とかもあるらしく、さすがに一人移乗をヘルパーさんに覚えてもらったりするのは、負担がかかったり、いつもするわけではないから、慣れてないとうまく座位が取れなかったりした経過から…だそう。
その案は…さすがに思い付かなかった
でも!めっちゃいい!!
もちろん送料はかかるけど、重度障がいがありながら生活するって、本当にお金がかかる。
そういうものです。
だけどお金で解決できることもある。
だから、色んな割引や助成や免除があるんだと思っています。
それに、そもそも。
障がいがあってもきちんと納税をしているし、支払うべき公的年金・保険料を払っているからこそ、受けられるものなので。
そのあたりは、割り切って!!
本人も介助者も、できる限り負担は少なく安全に、楽しめる工夫も大事
その方も、先輩がそうしてたから、真似しました!って仰っていて。
先輩たちから受け継いできた工夫を色々と聞けて良かったですし、これからも色んなことを教わって、試していきたいし、またそれがいつかどなたかのお役に立てたらいいなと思いました