憧れて遂に来れりいにしへの斎宮(いつきのみや)の跡どころはも


今回はいきなり短歌から登場🤣


そう、ずっと来てみたかったのです。


昨年の春、斎王と名乗る女声から電話がかかって来て、「え????」っと思った瞬間に、向こうも私にかかってしまって(つながってしまって)ビックリしている様子のところで夢から覚めました。


はい、そうです!


夢でした。


でもね、声があまりにリアルな感覚がして、目覚めた瞬間、心臓が早鐘のように鳴っていましたよ。


夢の中斎王を名乗る女(をみな)より電話を受けてはたと目覚めぬ


その日から、


斎王??

え?

私と何か関係あるの???

 

という問いが私の中を駆け巡るようになりました。


斎王の夢を見しより神風や伊勢の斎宮に思ひ寄せつつ


色々調べて、

それならまずは斎王まつりに行ってみようと計画したのです。


それは6月のことでした。

前日に近くの松阪に移動して、

翌朝からお祭りを見学する予定でした。


それなのに!

ときならぬ大雨により、新幹線は全日ストップ!! 

翌朝には再開されましたが、それでは間に合わず断念しました。


心待ちせし斎王祭りの前日に台風来りて

行かれずなりぬ


台風の去りて晴れたる伊勢の地に斎王祭りの挙行されしと


それから、あらためて行くタイミングを図りつつ、何か次々と用事が入ったり、気力が一時なくなったりもして実現しないまま年を越してしまいました。


斎宮に明日は行かむと思ひつつ何か叶はず年を越したり


そして、先日叶えることができ、冒頭の歌と相成った次第です🥰


こんな建物(実物大)が復元されています↓



このような実物大の復元建物とは別に、縮尺模型もあります↓


ピンクの文字で「斎宮」と書かれた大きな看板の手前に連なる甍は、史跡全体の10分の1の縮尺模型です。


近づくとこんな感じ↓


比べるものがないと分からないと思いますが、ぜ〜〜んぶ小人サイズです☺️








発掘の様子の説明板↓


この前を
時折、近鉄線電車が走っていきます。



このエリアは史跡の中です。


点々と並んで建っている杭みたいのは発掘された建物の柱穴の跡です。


え???


またです!!

 

え???


がまた来ました🤣


これって平城宮址と似てる!!!


なんなら同じ!!!


史跡内を近鉄線が横切ってるよ!!!


しかも線路の方角も、史跡の南の方角に東西にのびて敷かれていてほぼ同じ。


この線路に向かって背中側(北側)に復元されたこちらの建物(実物大)があります↓



まるで平城宮址に復元された大極殿みたい😆

そして線路の向こうにはかつての斎王の居住した建物があったかと言われている竹神社というのがあって、その鳥居が線路と平行に建っています。


まるで、平城宮址の朱雀門みたい😆😆😆

なんだ、なんだ、このシンクロは!!!

フラクタル構造じゃない!!!

自然物だけじゃなくて、人間が造ったものにもフラクタル構造は当てはまるのかも???!!!!

斎宮址を横切り近鉄特急の走るは平城宮址の如し

ビックリでございました🤣🤣🤣

まぁ、古代の都の模式図にはある程度定型があるようので当然似るのでしょうが、それにしても、平城宮をコンパクトにしたような、しかも過去と現代(線路)とが一致してコンパクトにしたような構造になっている地に実際に身を置くと震えるものがありました✨✨✨✨✨