月の女神33 | スーパーメグ日記 怒りのアフガン2

スーパーメグ日記 怒りのアフガン2

右手にガラケー 左手にウインナー 背中に赤いブツブツを背負い 志は高くプライドは低く 強い者に厳しく自分に優しく 欲は深く毒を吐き 肩で風切り動物引き連れ今日も行く いつも心に出刃包丁 ワタスの名前を言ってみろ アメーバの穀潰しメグ(めぐ)の自己満ブログ

スーパーメグ日記 怒りのアフガン

というわけで昨日の続き

サキ『これはすげえ』

ポニ『見事な一重まぶた』

ハヅキ『しかもキミチャンみたいな女性らしい切れ長じゃない』



フネ『高倉健の目です』

アキ『ケンタカクラ!?』

ムー『生まれ変わりです』

アキ『3才児!?』



ハヅキ『さらに人造人間のような茶髪ワンレンボブ』

ポニ『すごい細いし』

ムー『人造人間です』

メグ『おかけください』

ウミ『はい』

みんな『!』

ポニ『歯並びガッタガタ』

ムー『噛み殺すためです』

サキ『大物の予感だ』

メグ『ここは入ったばかりなんだ』

ウミ『3ヶ月』

メグ『前は何の仕事』

ウミ『工場』

メグ『何を作ってたの?』

ウミ『ケーキ』

メグ『生地こねたりしてたんだ?』

ウミ『コクリ』

ムー『あまり人間と話すのは得意じゃないようです』

メグ『23歳?』

ウミ『コクリ』

みんな『!』

アキ『歳を聞いてみんなびっくりしたが、じゃあ何歳に見えるか言われたら解答が無い 』

ポニ『何歳でもびっくり』

ムー『人造人間ですから』

メグ『じゃあ運転手歴は3ヶ月?』

ウミ『コクリ』

メグ『緊張してる?』

ウミ『人見知り』

メグ『そうか』

ウミ『初対面の人間、コワイ』

メグ『みんなそうだ、馴れたら喋る?』

ウミ『まあまあ』

メグ『運転手の仕事は好き?』

ウミ『はい』

メグ『それじゃ採用なんで、この後研修です』

ウミ『はい』

メグ『嬉しい?』

ウミ『かなり』

ムー『人造人間には感情がありません』

メグ『じゃあ待ってて』

ウミ『ありがとうございます』

扉『バタ』

ムー『殺人マシーン採用の決め手は?』

メグ『まず変則型運転上手い顔』

サキ『エアダムあったな』

メグ『さらに育ちは悪い』

フネ『あの歯並びですからね』

メグ『しかし常識はある、親以外から学習し吸収してる、さらに極度の人見知りなのに、聞かれた質問には即座に答えようという意識がある、ウチで働きたい、運転手を続けたい、という意思が強い』

サキ『なるほど』

フネ『いくらでも伸びるタイプ』

メグ『そう、一流にしてやるよ』

ムー『免許はあるんですか?』

ポニ『中型あります』

メグ『何してたか聞いてねえな』

アキ『ひでえ会社』

つづく(笑)