というわけで昨日の続き
サキ『これはすげえ』
ポニ『見事な一重まぶた』
ハヅキ『しかもキミチャンみたいな女性らしい切れ長じゃない』
フネ『高倉健の目です』
アキ『ケンタカクラ!?』
ムー『生まれ変わりです』
アキ『3才児!?』
ハヅキ『さらに人造人間のような茶髪ワンレンボブ』
ポニ『すごい細いし』
ムー『人造人間です』
メグ『おかけください』
ウミ『はい』
みんな『!』
ポニ『歯並びガッタガタ』
ムー『噛み殺すためです』
サキ『大物の予感だ』
メグ『ここは入ったばかりなんだ』
ウミ『3ヶ月』
メグ『前は何の仕事』
ウミ『工場』
メグ『何を作ってたの?』
ウミ『ケーキ』
メグ『生地こねたりしてたんだ?』
ウミ『コクリ』
ムー『あまり人間と話すのは得意じゃないようです』
メグ『23歳?』
ウミ『コクリ』
みんな『!』
アキ『歳を聞いてみんなびっくりしたが、じゃあ何歳に見えるか言われたら解答が無い 』
ポニ『何歳でもびっくり』
ムー『人造人間ですから』
メグ『じゃあ運転手歴は3ヶ月?』
ウミ『コクリ』
メグ『緊張してる?』
ウミ『人見知り』
メグ『そうか』
ウミ『初対面の人間、コワイ』
メグ『みんなそうだ、馴れたら喋る?』
ウミ『まあまあ』
メグ『運転手の仕事は好き?』
ウミ『はい』
メグ『それじゃ採用なんで、この後研修です』
ウミ『はい』
メグ『嬉しい?』
ウミ『かなり』
ムー『人造人間には感情がありません』
メグ『じゃあ待ってて』
ウミ『ありがとうございます』
扉『バタ』
ムー『殺人マシーン採用の決め手は?』
メグ『まず変則型運転上手い顔』
サキ『エアダムあったな』
メグ『さらに育ちは悪い』
フネ『あの歯並びですからね』
メグ『しかし常識はある、親以外から学習し吸収してる、さらに極度の人見知りなのに、聞かれた質問には即座に答えようという意識がある、ウチで働きたい、運転手を続けたい、という意思が強い』
サキ『なるほど』
フネ『いくらでも伸びるタイプ』
メグ『そう、一流にしてやるよ』
ムー『免許はあるんですか?』
ポニ『中型あります』
メグ『何してたか聞いてねえな』
アキ『ひでえ会社』
つづく(笑)