というわけで昨日の続き
サキ『メグさん、昼からのロバートの集荷、アリア1台じゃ積めないわ』
メグ『スーパーロング女子誰か居るべ』
サキ『サオリは昼から無い』
メグ『じゃあワタス付いてってやる、暇だから』
サキ『あたしはヒビヤンとカナエで本社に箱乗せに行く、上高地仕様も奪う』
メグ『カナエに言わないんじゃなかったのか?』
サキ『?』
メグ『おとぼけサキやめなさい』
ヨウ『暇だとロクな事しないから忙しくなれ』
というわけで(笑)
猫娘號『ブーン!』
メグ『アリアは向こうに居るはずだ、場所わかる?』
サオリ『いいえ』
メグ『そうか、だからワタス来たんだよ、服の問屋ってか工場みたいのなんだ、ちょっと路地に入るが入っちまえば広いから』
サオリ『わかりました』
というわけで
メグ『次のそこ左折なんだよ』
サオリ『わかりました』
猫娘號『チカチカ、グルン!』
メグ『おお!何でウチに来るヤツは上手いんだ?スカウトじゃなくても上手い』
サオリ『これくらいは曲がれないと』
メグ『もっとちっちゃいのでも曲がれないの居るからな、4トンじゃ乗用車と交差出来ないし』
サオリ『え?』
佐川『ブーン』
サオリ『なんで来るのコイツ?』
メグ『バカかコイツ?』
佐川『ブーン、ピタ』
サオリ『え?何コイツ?あたしの前まで来て?下がれって言ってんの?』
メグ『ナメんなこのクソ佐川が、おう』
サオリ『こら佐川!あたしが見えねえのか!』
メグ『ビクン!』
サオリ『テメエ後から来ただろ?テメエ下がれクソ佐川!走るブラック企業が!その気持ち悪い田舎モンのウインドブレーカーみてえな色の車ひっくり返すぞこら!』
佐川『ピーピーピー』
サオリ『おらさっさと下がれ横縞野郎!』
猫娘號『ブァンブァンブァン!プシュン!ブァンブァン!』
サオリ『さっさと行けや!テメエ人ナメやがって!佐川様ならみんな避ける思ったのか?車燃やすぞ!』
佐川『ピーピーピー、ビクンビクン!』
サオリ『下手くそこのアルバイト!』
佐川『ピーピーピー!』
猫娘號『パアァァァ!』
サオリ『そこにあたし入るんだよ!邪魔だこら!』
メグ『…』
佐川『ビクンビクン』
サオリ『運転やめろ!免許燃やせ!』
猫娘號『ブーン!プシュン!』
サオリ『死ね!クロネコヤマトに轢かれて死ね!』
猫娘號『ブーン!』
サオリ『全く、クソムカつくわクソ佐川、何様だこのメガネ』
メグ『…』
サオリ『あ!』
メグ『ビクン!』
サオリ『すいません!ついイラっとしてしまいました』
メグ『いや、素晴らしい、運転手はナメられたら終わりだ、特にこういう大手のアルバイトのクソ運転手には車見たら逃げるぐらいビビらせろ』
サオリ『はい、すいません』
メグ『いや、本当に素晴らしい、今のは絶対引いたらダメだ、運転手やった事を後悔させてやれ』
というわけで(笑)その頃
グラプロ『キラーン』
サキ『これよ、これに箱を乗せるのよ、箱は中古屋にある、これで箱を積んできて工場に入れとけば三男がやるシステム』
ヒビヤン『三男をナメてるな、たぶん気付くぞ』
カナエ『言えばくれるよ』
専務『どうしました?』
カナエ『この車ちょうだい』
専務『え?』
ヒビヤン『ウイングの箱買ったんだ、乗せかえる』
専務『え?ちょっと待って下さい』
グラプロ『ブァン!』
サキ『行くぞ行くぞ』
専務『サキさんちょっと待って下さい!』
サキ『ダメか?』
専務『…』
カナエ『どうしたの?』
ヒビヤン『想定外の事をやられたからフリーズしたんだろ?』
専務『はい』
サキ『箱あるから大丈夫だ、今月この車動いてないべや?稼いでやる』
専務『でも、常務と話してきますので待ってて下さい』
サキ『ヤダね』
常務『なした?』
カナエ『専務この車くれないの』
常務『平ボディ欲しいのか?』
ヒビヤン『ウイングの箱はある、乗せかえる』
常務『どこに?』
サキ『中古屋、30万』
常務『良いの見つけたな、全然動いてないし、社長買った3軸低床だから誰も乗りたがらないのよ、やれやれ』
ヒビヤン『わかりました』
カナエ『さすが常務は話が早い』
サキ『あれもくれ、ちょっと短いプロフィア』
常務『北の営業所のだけど、あんなの使う?』
ヒビヤン『スーパーロング大盛況だから本社より間違いなく使う』
常務『持ってけ持ってけ』
サキ『あとトレーラー一丁、使ってないの』
常務『使ってないのはいっぱいあるぞ』
ヒビヤン『いっぱいあっちゃダメだろ?』
つづく(笑)