マイナビ46 | スーパーメグ日記 怒りのアフガン2

スーパーメグ日記 怒りのアフガン2

右手にガラケー 左手にウインナー 背中に赤いブツブツを背負い 志は高くプライドは低く 強い者に厳しく自分に優しく 欲は深く毒を吐き 肩で風切り動物引き連れ今日も行く いつも心に出刃包丁 ワタスの名前を言ってみろ アメーバの穀潰しメグ(めぐ)の自己満ブログ

スーパーメグ日記 怒りのアフガン

というわけで昨日の続き

メグ『タバコで4回?』

女子高生『あ、あのー、掃除の時にふざけて、モップで天井を突いたら壊して』

メグ『パワーはあるな』

女子高生『でもそんな強く突いてないのに、天井の板めくれるのもどうかと思いません?』

メグ『天井は弱いんだ、ワタスも昇竜拳して破いたもん』

女子高生『昇竜拳で?そんなに飛べるんですか?』

メグ『教卓からジャンプして昇竜拳!ってやったらベコ!って』

女子高生『停学なったんですか?』

メグ『ワタスシラネって顔して誤魔化した』

女子高生『ヒャハハハ』

メグ『はい次』

女子高生『無免で車乗りました』

メグ『族車か?』

女子高生『家の車です』

メグ『家の族車か?』

女子高生『軽トラです』

メグ『農家か?』

女子高生『はい、コンビニ行ったら先生居ました』

メグ『農家の娘が無免許運転するの当たり前だべやな?』

女子高生『いや、まあ』

メグ『ワタスも農家の娘だもん、小六から運転してた』

女子高生『小六!?』

メグ『それは先生が悪いわ、次』

女子高生『あのー』

メグ『言って楽になれ』

女子高生『先輩に生意気なのが居たんです』

メグ『先輩は生意気な生き物だ』

女子高生『そんで同級生にカツアゲしたりしてて』

メグ『おう』

女子高生『お前あんま調子乗んなよって、イスで殴りました』

メグ『やってやった?』

女子高生『伸びてました』

メグ『先輩何人?』

女子高生『5人でした』

メグ『採用』

女子高生『え!?』

メグ『採用するから、おまいひとつも嘘ついてないし、最後のエピソード最高、おまいは桃太郎侍か?昼から研修になります』

女子高生『マジっすか!?』

メグ『マジっすよセンパイ!』

女子高生『ありがとうございます!』

メグ『おう、ワタスに付いてこい』

女子高生『はい!よろしくお願いします!』

メグ『もう一人面接するから、進路指導の先生に行ってこい』

女子高生『あ!もう一人はヤバいっすよ』

メグ『おまいが言うな』

女子高生『あたしは勢いがあるだけで、本当は良い子なんです』

メグ『自分で言うな、もう一人は本物のワルか?』

女子高生『マジワルっすよ?ダブりですから』

メグ『おまいがヤキ入れたセンパイ?』

女子高生『いや、そいつらは2つ上なんで』

メグ『チッチャイさん世代か』

女子高生『チッチャイさん?』

メグ『オノコ知ってる』

女子高生『良い先輩ですよ、あたしバレー部だったけど、他の先輩ムカつくからすぐに辞めたんです』

メグ『ウチにオノコ居るから』

女子高生『やったー!』

メグ『早く言ってこい』

女子高生『わかりました!あ、もう一人は頭めっちゃ良いですよ、丸め込まれないようにして下さい』

メグ『ワタスをナメるな、おまいも成績は良いべや?』

女子高生『その他がバカ過ぎるんですよ』

メグ『なるほど』

女子高生『じゃあ言ってきます!研修楽しみにしてます!』

メグ『ジャージ持って来いよ』

女子高生『はーい!メグ先輩』

メグ『ハハハハ、引いたわ』

戸『ピシャ!』

メグ『あ!名前聞いてねえや』

つづく(笑)