メグ『そう言えば4ﾄﾝに乗ったって、もしかして代行で？』
ﾎﾀﾞｶ『そうです』
ﾌﾁｺ『酔っ払い運転手！？』
ﾎﾀﾞｶ『結構ありましたね、私だけで営業ﾄﾗｯｸの代行は2年で5回かな？』
ﾀﾞﾝ『荷物も積んだまま？』
ﾎﾀﾞｶ『積んだままのもありましたね』
メグ『どういうｼﾁｭｴｰｼｮﾝよ？』
ﾎﾀﾞｶ『飲んだけど車を移動しなきゃならなくなったとか、急に荷物を下ろさなきゃならなくなったとか』
ﾌﾁｺ『酔っ払い荷下ろし？』
ﾀﾞﾝ『運転手から呼ばれるの？』
ﾎﾀﾞｶ『そうです、運転手の自腹です』
メグ『もう飲んだわ！って会社に言えば良いのに、変に真面目なﾔﾂ居るからな』
ﾎﾀﾞｶ『ﾄﾚｰﾗｰもありましたね、それは社長が乗りました』
ﾀﾞﾝ『そんな代行もあるなんて知らなかった』
ﾌﾁｺ『ねえ』
メグ『ﾊﾞｽも？』
ﾎﾀﾞｶ『そうです、ﾊﾞｽは中古車の回送ですね、ああ、路線ﾊﾞｽなら大型も乗りました』
メグ『なら大型も乗れるな』
ﾎﾀﾞｶ『4ﾄﾝの増ﾄﾝ車なら乗りました』
ﾌﾁｺ『まさに即戦力』
ﾎﾀﾞｶ『四人で行くんですか？』
メグ『全部で9人乗れる、いっぱいで行って直ぐ終わらせる、今は人を集めてる』
ﾑｰ『メグさん、ｳﾁから私と2号さん、ﾓｴﾁｬﾝ班からｵﾉｺとﾁｮｯﾌﾟが行きます』
メグ『よし、もう一人』
ﾌﾁｺ『もっと来い！余ればｼﾋﾞｯｸで付いて来させる』
ｷﾐ『メグさん、ｳﾁからはあと一人しか出せないわ、ﾐｭｳたんかｸﾙﾐかﾆｰｿかｻﾔｶﾁｬﾝから好きなの選んで』
メグ『ｻﾔｶﾁｬﾝ』
ｷﾐ『やっぱりね、またﾚﾍﾞﾙ上げるか』
ﾀﾞﾝ『定員だね』
ﾑｰ『まだｼﾋﾞｯｸが空いてますから』
ﾌﾁｺ『ｼﾋﾞｯｸのｴﾝｼﾞﾝ暖めておくぞ』
ｼｮﾍﾞﾙ『メグさん、事務所からはﾘｰﾀﾞｰ連れてって良いですよ』
メグ『出発！』
ﾌﾁｺ『ｼﾋﾞｯｸのｴﾝｼﾞﾝ止めろ！』
というわけで(笑)
小便號『ﾋｭﾋｭﾋｭﾋｭ！』
ｻﾔｶ『ﾄﾗｯｸ初めて乗りました』
ﾀﾞﾝ『視線が高いでしょ？』
ｻﾔｶ『どこまでも見渡せる』
メグ『やっぱり見てるんじゃねえか』
ｻﾔｶ『狭いなりにですよ』
小便號『ﾋｭﾋｭﾋｭﾋｭ！』
ｱｲｽｸﾘｰﾑｴｷｽﾌﾟﾚｽ『ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ！』
痰壺丸『ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ！』
ﾀﾞﾝ『みんな哥麿会来たかと思うね』
メグ『よく見たら全部きったねえけどな』
小便號『ﾋｭﾋｭﾋｭﾋｭ！ﾋｮﾛﾛﾛﾛ！』
ｻﾔｶ『ﾄﾗｯｸってすごい音するね』
メグ『普通じゃないんで』
というわけで(笑)
病院『ﾇｰﾝ』
メグ『ここがﾊﾞｶ病院』
ｻﾔｶ『街を代表する総合病院なのに』
ﾌﾁｺ『ﾊﾞｶなんですの』
2号『ﾏﾙｸさんたちの病院だよ』
ﾁｮｯﾌﾟ『そうなんですか』
ﾑｰ『だから油断すると女性器を舐められます』
ﾀﾞﾝ『本当にね』
ﾌﾁｺ『どうします？ﾎﾀﾞｶﾁｬﾝから着けます？』
メグ『そうだな』
ﾌﾁｺ『ﾎﾀﾞｶﾁｬﾝ！ここに車付けて』
ﾎﾀﾞｶ『はーい』
ｱｲｽｸﾘｰﾑｴｷｽﾌﾟﾚｽ『ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ！』
ｻﾔｶ『あの後ろに着いてる長いﾎｰｽみたいのは何ですか？』
メグ『水抜きﾎｰｽ』
ﾌﾁｺ『魚の死体から出る汁を道にぶちまける装置です』
メグ『ｱｲｽも溶けるからな』
ｱｲｽｸﾘｰﾑｴｷｽﾌﾟﾚｽ『ｷﾝｺｰﾝ！ﾃﾝﾃｹﾃﾝﾃﾝﾃﾝﾃﾝﾃｹﾃｹ♪』
ｻﾔｶ『これは？』
ﾌﾁｺ『ﾊﾞｯｸﾐｭｰｼﾞｯｸです、ｴｷｾﾝﾄﾘｯｸﾊﾟﾚｰﾄﾞですよ』
ｱｲｽｸﾘｰﾑｴｷｽﾌﾟﾚｽ『ﾃﾝﾃｹﾃﾝﾃﾝﾃﾝﾃﾝﾃｹﾃｹ♪』
ｻﾔｶ『初めて見た』
ﾑｰ『こんなﾊﾞｶなかなか居ませんからね』
メグ『恥ずかしながら』
ﾌﾁｺ『やっぱりﾎﾀﾞｶﾁｬﾝ上手いですね』
メグ『根は真面目だから教えられた通り運転し､応用も利くﾀｲﾌﾟだ』
ｱｲｽｸﾘｰﾑｴｷｽﾌﾟﾚｽ『ﾌﾟｼｭﾝ』
メグ『さあ下ろすぞ』
というわけで
メグ『次！ﾌﾁｺ着けろ！』
ﾌﾁｺ『はい！』
ｻﾔｶ『もう1台終わった』
2号『体力ﾊﾞｶ集めましたから』
ﾑｰ『ｻﾔｶﾁｬﾝも体力ﾊﾞｶですね』
ｻﾔｶ『言うねえ』
痰壺丸『ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ！』
ｻﾔｶ『これは水抜きﾎｰｽ無いんだね』
ﾑｰ『中身はただのｶﾋﾞ臭いﾊﾟﾈﾙﾊﾞﾝなんで』
メグ『恥ずかしながら』
痰壺丸『ﾁｬ～ﾗ～ﾗ～ﾗ～♪』
ｻﾔｶ『これは？』
メグ『ﾜｯﾊﾟ握りの狂想曲、一番星ﾌﾞﾙｰｽ』
2号『ｳﾁの会社の新年会に行くと、常務が歌うのを聴けます』
メグ『毎年な』
痰壺丸『男の旅は～一人旅～♪』
ｻﾔｶ『歌いだした』
ﾑｰ『後ろのﾊﾞﾝﾊﾟｰに常務が埋め込まれてます』
ﾎﾀﾞｶ『すごい会社』
つづく(笑)