今年もまた北の国から2(旧メグ日記移植記事) | スーパーメグ日記 怒りのアフガン2

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右手にガラケー 左手にウインナー 背中に赤いブツブツを背負い 志は高くプライドは低く 強い者に厳しく自分に優しく 欲は深く毒を吐き 肩で風切り動物引き連れ今日も行く いつも心に出刃包丁 ワタスの名前を言ってみろ アメーバの穀潰しメグ(めぐ)の自己満ブログ

スーパーメグ日記 怒りのアフガン


というわけで続き↓以下移植記事



さあリアス式海岸も知らん政府は無視して(笑)

組長『防潮堤は何メートルなの?』

バカ若者『最大12メートルっす』

ババ『それじゃ今回みたいな津波が来ても防げないじゃない』

バカ若者『百年に一度の津波を防ぐのではなく、いかに早く全員逃げるかが大事なのです、家は流されても建てれます、そういう街づくりが大事です』

民代『なるほど』

ヒビヤン『こいつ立派なったな』

な(笑)

美貴『早いんじゃない?他の街は全然決まってないって聞いたけど』

バカ若者『早く決めなきゃ内閣がいつどうなるかわからんでしょ?』

みんな『なるほど』

ヒビヤン『こいつ立派なったな』

な(笑)他の街も見る

車『ブーン』

軽トラ『ブーン』

バス『ブーン』

車『ブーン』

ダンプ『ブーン』

ヒビヤン『交通量もかなりある』

民代『何も無いのにみんなどこ行くんだ』

街はまだまだ建物が全然無いが なぜか車はかなり行き交う(笑)

警察官『ピー!ピピ!』

チェコ『交差点の交通整理してる』

お豆『まだ信号付けてないの?』

ヒビヤン『電気も来てるのに』

組長『バカかおまわり』

ジャカネ『ホンマ政府は使えへんな』

な(笑)もう信号を付ける障害は何も無い状態になってから何ヶ月も経つのに 政府がやるべき事は何にも進んでない

商店街『わいわいがやがや』

組長『こっちにも商店街が出来たのか』

支部長『向こうのは仮設工場団地だ』

ヒビヤン『魚市場のニオイ』

支部長『水産加工場とかあるからな』

山チャン『もう街だな』

フジ『なおさら信号ぐらい付けろ』

な(笑)

そば屋『やあこんにちは』

支部長『こんちは!北海道のダチ連れて来た』

そば屋『どうぞ入って下さい』

美貴『お邪魔します』

ジャカネ『また食うんか?』

美貴『そばならイケね?』

フジ『イケません』

な(笑)でも店に入る(笑)

美貴『天ぷらそば』

フジ『本当に食うぞこいつ』

わやだ(笑)

というわけでまさかのそば屋へ(笑)

店員『他の皆さんは?』

民代『いやー…』

フジ『かけそばをみんなで一杯とかダメ?』

支部長『どこの良い話だよ、コーヒーぐらい飲めるだろ?』

民代『じゃあコーヒー人数分とかけそばで』

お豆『やるんか!』

な(笑)というわけでみんなでかけそばを食う(笑)

山チャン『仮設でも立派な店だね』

ババ『かまだ屋より立派』

きれいでそこそこ広い店だ

組長『この店は国の支援金でやったのですか?』

そば屋『国の支援金なんてただの借金ですよ、貯えと中小企業を支援するNPOの協力でここまでやれました』

ジャカネ『またバカ政府か』

お豆『たまには良い噂聞きたい』

な(笑)

ババ『NPOがお金を用意してくれたんですか?』

そば屋『厨房道具などを用意してくれました、まともに買えば三百万はするので助かりましたよ』

ヒビヤン『すげえなNPO』

フジ『ていうかこの国に政府いらなくね?』

ババ『国民の足かせなだけ』

な(笑)そばを食いまた街をぶらつく

民代『ちい散歩みたいだな』

フジ『チー民だけにチー散歩』

バカこの(笑)

支部長『ここは駅前だが何も無くなったよ』

駅前『ツルーン』

残った鉄筋の建物も取り壊され何も無くなってる

タクシー『…』

何も無い駅前広場に客待ちのタクシーが一台

ジャカネ『シュールな光景やな』

クロ『誰を待ってるんだ』

美貴『復興を待ってるんだよ』

フジ『相変わらずカッケーな美貴さん』

な(笑)何も無くなった駅前もそこそこ交通量がある 街が無くなっても人が居る限り生活は止まらない シムシティも予想出来ない光景だ(笑)

ユンボ『エーイ!』

建物『ガリガリ』

残った鉄骨の建物も取り壊しが始まってる 街は普通に動いて 復興に向けての準備も進んでるが被災地はあの日のまま 信号すら無い

支部長『不便な仮設住宅から出て行く人も多いんだ』

組長『どこに行くんだ?』

支部長『家を借りたり親戚に身を寄せたりな、この街から出る人も少なくないさ、でもみんなここが良いみたいだな』

ババ『だから仮設にも入ったろうしね』

フジ『早くやれや政府』

な(笑)

次は港の方へ行く

海『…』

猛威を振るったあの海は信じられないぐらい穏やかだ

支部長『ガキの頃からこの海眺めて生きてたが何か違うんだよな、地盤沈下とかじゃなくあの海じゃないような気がする』

みんな『…』

組長『フジチャン』

フジ『背が伸びたからだよ』

支部長『無理すんな』

フジ『すいません』

な(笑)

防潮堤『コッタコタ』

ババ『この防潮堤が壊れるんだからね』

10メートルクラスの防潮堤がバラバラになってる

漁師『…』

みんな『…』

壊れた防潮堤に腰かけてうつむいてる漁師が

民代『海を見て何を思うか』

みんな『…』

支部長『あいつは知ってるヤツだ』

支部長が話しかける

支部長『よお!なした?』

漁師『ああ!買ったばかりのアイフォンの使い方がよくわからんくてよ』

ヒビヤン『落ち込んでたんじゃないのか』

フジ『夢中だったのか』

な(笑)

支部長『漁に出たのか?』

漁師『ノリな』

支部長『順調か?』

漁師『まあまあな、漁協の船は半分になっちまったが』

みんな『…』

フジ『漁船をくれるNPOは無いのかな?』

ジャカネ『無いから半分に減ったんやろが』

フジ『じゃあ仮設漁船とか、あ、すいませんフジチャン黙ります』

バカこの(笑)

組長『漁師やめた人とか居るの?』

漁師『居るのかな?船流されたヤツは漁協の手伝いとかやってるがな』

ヒビヤン『大変だな』

漁師『辛いだろうよ、漁師は丘じゃ生きれないもん』

みんな『…』

漁師『まだマシだ、福島のヤツらは船あっても漁にも出れない』

お豆『また原発野郎か』

組長『さっさとやれや政府』

お豆『良い噂聞きたい』

な 本当によ

街を見て歩いたが みんなやる気はあり復興は進んでるが あとは住民やワタスらじゃどうにも出来ない事ばかり残ってる 政府がやらないなら口出すな 街づくりを勝手にやって良いならやってくれる団体はたぶんあるぞ(笑)それぐらいここまで政府がやった仕事ってのは被災地では全く見えない

支部長『さあ戻って見るか』

というわけで今回の目的は 岩手支部にチー民ビデオを見せる事だ 岩手支部が集まる

ババ『まずは第一弾ですが、まだ我々と知り合ってない支部長が意外とたくさん出てたのでそちらを編集してます』

組長『お前出たがりだな』

支部長『カメラ見るとつい』

バカこの(笑)というわけで支部長特集から(笑)

ヤンママ『手伝いますよ』

お銀『すいません』

ヤンママ『あたしだ』

まず炊き出しのシーン

支部長『クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ』

民代『何これ』

フジ『ガラ悪い』

ノゾ『クズだ』

な(笑)炊き出しを手伝うヤンママの後ろでポケットに手を突っ込んでガム噛んでる支部長が(笑)

支部長『お前らが悪いヤツじゃないか見極めてた』

組長『お前が悪いヤツだ』

な(笑)

組長『ていうかお前が着てる服あたしが寄付したヤツだ』

支部長『やっぱり?アソコに変なシミ付いてた』

組長『はいはい』

支部長『怒るなよ、あたしたち恋人同士みたいね』

組長『わかったわかった』

な(笑)

支部長『でもガムは万能だぞ、味が無くなっても想像すれば色んな味がする』

お豆『ずっと噛んでたの?』

支部長『同じガム休み休み3日噛んでた』

フジ『物資不足だったからな』

クロ『黒人でもやらん』

な(笑)

ババ『さあ次のシーンです』

次は別な炊き出しシーンの後ろでばあちゃんの手を引いてる支部長

組長『お前あのお年寄りをどうした?』

支部長『具合悪いってから連れてったんだよ』

ババ『うばすて山に?』

支部長『医務班に決まってんだろ』

フジ『どうだか』

な(笑)



つづく

※旧メグ日記8まで終了