というわけで最近よく出るﾜﾀｽの会社のﾘｰﾀﾞｰ もともとは倉庫のﾘｰﾀﾞｰだったからﾘｰﾀﾞｰ
でも経歴を見たら 事務所や外回りやらせた方が絶対に良いと思い配置転換し成功しました
だから今は 誰のﾘｰﾀﾞｰかよくわからない状態ですが(笑)とりあえずﾘｰﾀﾞｰ
ﾜﾀｽが来た当時は仕事は出来るが 真面目で堅物で融通利かなくて それでみんなにﾅﾒられてる 黒髪ﾒｶﾞﾈの30歳腐女子(笑)
ちょっとほぐしてやらなきゃと
メグ『ﾘｰﾀﾞｰ今日はどんなﾊﾟﾝﾂ履いてるの？』
ﾘｰﾀﾞｰ『何ですか場長』
メグ『メグで良いよ～』
こんな感じで接し
ﾊﾞｶ運転手『おい！荷物どこで受けんのよ？』
メグ『あ？ﾀﾞｰﾝ！ﾃﾒｴ誰に口聞いてんのよ？車ごと燃やすぞｶﾞｷ！ﾘｰﾀﾞｰこいつぶん殴って良いのか？死体なんかどこでも埋めれるしよ』
ﾘｰﾀﾞｰ『ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ』
ﾅﾒられてたからこんなﾔﾂがよく来てたんで 対処法を教えてやったりしたら
ﾊﾞｶ運転手『おい！ここで良いのか？めんどくせえ倉庫だ』
ﾘｰﾀﾞｰ『あ？誰に口聞いてんのよ？自分のﾄﾗｯｸに轢かれて死にてえか茶坊主？おい石狩の暴れ彗星！好きなだけぶん殴って良いぞ』
メグ『暴れ彗星？ﾜﾀｽ？』
ﾘｰﾀﾞｰ『早く行けよ暴れ彗星』
メグ『語呂悪いし』
ｱﾚﾝｼﾞして習得しやがった(笑)
ﾘｰﾀﾞｰ『メグさん今日はﾊﾟﾝﾂ履いてるの？』
メグ『毎日履いてます』
ちょっとほぐし過ぎました(笑)
そんなﾘｰﾀﾞｰの唯一とも言える欠点が
ﾘｰﾀﾞｰ『私あそこ行ったこと無いんですよね』
メグ『簡単だ、地図書いてやる、ほら簡単だべ？』
ﾘｰﾀﾞｰ『？』
メグ『わからん？どこわからん？』
ﾘｰﾀﾞｰ『全部』
いや ﾜﾀｽも運転手やってましたからね 地図はちゃんと書けますよ 今でも倉庫に来る運転手にね
運転手『すいません○○の工場ってどこなんですかね？』
訪ねらたら
メグ『ああ、めんどくさいから地図書いてやる、ｶｷｶｷ…これでわかるべ？』
運転手『ああ！あそこの奥に見えるﾔﾂ？』
メグ『姿は見えるけどなかなか辿り着けないのよ、これならわかるべ？』
運転手『ﾊﾞｯﾁﾘです、どうも！』
100%通じる(笑)
だから
メグ『みんなこの地図見て』
休憩時間にみんなに見せてみた
ﾐｯﾁｬﾝ『わかるよ、ここｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞあるよね？』
ｴﾘ『この辺あまり行かないけどわかりますよ』
ｷﾞｬﾙ『ここ高校ですよね？こっち駅な感じですね、ここにそば屋ありますよね』
ｽｲ『そのそば屋さん行った事あるよ～おいしいよね～』
ほら100%通じる(笑)
ﾘｰﾀﾞｰには会社の小荷物輸送兼営業車のﾎﾟﾝｺﾂﾊﾞﾝを主に乗せてる ﾜﾀｽもたまに乗るが ﾀﾞｯｼｭﾎﾞｰﾄﾞにたくさんﾒﾓ紙が入ってる 記号や象形文字みたいのがﾐｯｼﾘ書かれてる
メグ『なんだこれ？』
ﾘｰﾀﾞｰ『私の大事な地図だよ』
メグ『は？』
意味がわからん(笑)
メグ『せっかくﾅﾋﾞあるんだから使えよ』
ﾘｰﾀﾞｰ『運転中にこんな平面地図見せられても意味がわからない』
メグ『じゃあﾊﾞｰﾄﾞｱｲ視点にすれば良いんだ、ほら運転してる視点になるべ？』
ﾘｰﾀﾞｰ『こんなに座高無いし』
めんどくさい(笑)
そして時々
ﾖｳ『もう昼休みなのにﾘｰﾀﾞｰ帰って来ないね』
ｷﾞｬﾙ『また黄泉の国に迷い込んだ感じですね』
時々行方不明になる
メグ『はいもしもし、ﾘｰﾀﾞｰか』
ﾐｯﾁｬﾝ『また迷ったか？』
メグ『落ち着け、おまいの目の前に見える景色を全て報告しろ、おまわりに捕まるからﾊﾝｽﾞﾌﾘｰ使えよ』
ｷﾞｬﾙ『ﾒｰｸﾞﾙｽﾄﾘｰﾄﾋﾞｭｰ発動しました！』
説明しよう！ﾒｰｸﾞﾙｽﾄﾘｰﾄﾋﾞｭｰとは ﾘｰﾀﾞｰが目の前の景色を説明し それをﾒｰｸﾞﾙｽﾄﾘｰﾄﾋﾞｭｰが解析し現在地を探し当て無事に帰らせるｼｽﾃﾑである！
メグ『黄色のｾﾝﾀｰﾗｲﾝで田んぼだらけの中に大きな建物？建物に稲の絵？ﾗｲｽｾﾝﾀｰだな、稲作地帯か、そのまま進め』
ｴﾘ『また田舎に迷い込んだか』
メグ『左に赤いｻｲﾛ、右にｶｰﾌﾞして右に青い屋根の倉庫？…じゃあたぶんその先に右に古びた神社、左に整備工場があるはずだ』
ﾐｯﾁｬﾝ『すげえもう割り出した』
まあ一応元運転手なんで(笑)
メグ『神社も整備工場もあった？その先に左にｶｰﾌﾞしてﾀｲﾔ人形あるだろ？あった？おまいがどこに居るか完璧にわかった』
ｷﾞｬﾙ『ﾒｰｸﾞﾙｽﾄﾘｰﾄﾋﾞｭｰ検索完了です！』
みんな『ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！』
メグ『そのまま信号まで直進、信号を左に曲がれ、その辺覆面多いから飛ばすなよ』
ｴﾘ『警察に捕まって場所聞けば良いんだ』
こんな事がたまにある(笑)またある日
メグ『目の前に見える物を全て報告しろ』
ﾊﾙｺ『また迷ったの？』
メグ『右に崖で左に森、全体的に雪で真っ白？』
ﾐｯﾁｬﾝ『山の中かよ』
メグ『木はどんな木だ？針葉樹だな？そのまま進め』
ｴﾘ『まさか地形や植物だけで割り出した？』
メグ『急ｶｰﾌﾞ注意の看板、右に急ｶｰﾌﾞ、死亡事故発生現場の看板、青い橋』
ﾖｳ『完全に峠道じゃない』
ｽｲ『どこ行ってんだ～？』
メグ『その先は左にｶｰﾌﾞして茶色の橋じゃないか？あった？おまいがどこに居るかわかった』
みんな『おお！』
ｴﾘ『ﾒｰｸﾞﾙｽﾄﾘｰﾄﾋﾞｭｰすげえ！』
メグ『右にﾁｪｰﾝ脱着場があるだろ？そこでUﾀｰﾝして今来た道を戻れ』
ﾊﾙｺ『まさか峠越えたの？』
メグ『二つ越えてる』
ﾐｯﾁｬﾝ『その前に気付けや』
また別の日
メグ『畑だらけに左に防風林？』
ﾐｯﾁｬﾝ『また迷ったのか？』
メグ『他は何も無い？看板も農家も無い？防風林はずっと続くのな？』
ｴﾘ『どこに行ったの？ｱﾒﾘｶ？』
メグ『道は車通りあるか？全然無いのな、あちこちに泥が落ちてるの？完全に農道だな、そのまま進んで車通りの多い道を目指せ』
ｽｲ『どうやったらそんな道に迷い込むの～？』
メグ『まだ何も無い？山も無い？平野のど真ん中だな』
ｷﾞｬﾙ『まさか黄泉の国な感じじゃないですよね？』
メグ『そこそこ車通りがある道にぶつかった？何か見えるか？何も無い？後ろから車来てないべ？しばらく止まってどんな車が走ってるか報告しろ』
ｴﾘ『交通量調査になったよ』
メグ『大型が多い？どんな大型？箱車が左から右に向かってるのな、みんな結構飛ばしてるって？右から左にはﾄﾚｰﾗｰばかり？箱車は冷凍車か？何とか水産とか書いてなかったか？書いてたのな、牛を積んだのも居たのな？今何時だ？あと一時間か、ちょっと急がなきゃならない距離か』
ｴﾘ『探偵みたいになってきた』
メグ『左に曲がれ、そこは右に30～40分も走れば埠頭に出れる裏道だ』
ｷﾞｬﾙ『検索しました！』
メグ『右にｴﾛ本の自販機無いか？あるな、その先に左に野菜の直売所、右は気持ち悪いｶﾞｷの絵の看板じゃないか？あるな？おまいがどこに居るかわかった』
みんな『ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！』
そんなﾘｰﾀﾞｰの今までで一番の迷子は
メグ『住宅街なの？とりあえず太い道路に出て』
みんな『またかよ！』
ﾐｯﾁｬﾝ『住宅街なんて珍しいね』
いつもは迷った事に気付かず田舎に迷い込んでから電話が来る 住宅街で迷った事に気付くって事は よほどとんちんかんな間違いをしてるはず
メグ『太い道路に出た？片側何車線？1車線？太くもないか、車通りは？まあまあな、右にﾂﾙﾊとｾｲｺｰﾏｰﾄがあるのな』
ｴﾘ『北海道に腐るほど有る物ばかり』
メグ『左にﾗｰﾒﾝ屋、寿司屋、ｸﾘｰﾆﾝｸﾞ屋、中古車屋、ﾛｰｿﾝ、何かの事務所と服屋のﾋﾞﾙ、ちょっと待て、右側に白いﾋﾞﾙが見えないか？』
みんな『…』
メグ『見えた？そのﾋﾞﾙの看板見てみ、そうだな、そういう事だ、気を付けて帰って来い』
ﾐｯﾁｬﾝ『見つかったの？』
メグ『ああ、白いﾋﾞﾙを見つけたって言ってたろ？』
ﾐｯﾁｬﾝ『うん』
メグ『ﾘｰﾀﾞｰは今そのﾋﾞﾙに行ってたの』
みんな『ええ！』
メグ『たぶん用事が終わり帰る時にすぐに住宅街に迷い込んだんだ』
ｴﾘ『そんな近くに居てわからない？』
メグ『地図が読めない人は道を逸れたらわからなくなる、今行った場所も逆から来たら違う景色に見える』
みんな『…』
ﾐｯﾁｬﾝ『そんな人に外回りさせて大丈夫なの？』
メグ『ﾜﾀｽが居る限り大丈夫だ、もしﾜﾀｽが居なくなったら外回りからﾘｰﾀﾞｰは外せ』
みんな『はい』
というわけで 頑張れﾒｰｸﾞﾙｽﾄﾘｰﾄﾋﾞｭｰ(笑)