熊野油脂 馬油シャンプー 解析 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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美容と健康、美髪と美肌にまつわるケミカル裏話を美容に詳しい「化学の先生」が分かりやすいコラム形式で徹底解説!
美容業界を取り囲むウソ情報を見破る術を伝授します。
化粧品類の評価・解析も更新中。

 

 

 

熊野油脂 馬油シャンプー 解析

 


 

       洗浄力:★★★★☆
     低刺激性:★★☆☆☆
     補修性能:★★☆☆☆   
      しっとり感:★★★☆☆
     ハリコシ感:★★☆☆☆  
     サラサラ感:★★★☆☆
     ふんわり感:★★★☆☆  
     さっぱり感:★★★★☆
ダメージヘア適正:★★☆☆☆   
スカルプケア適正:★★☆☆☆  
      価格適正:★★☆☆☆(600ml:2310円) 
  
      総合評価:★★☆☆☆



ベース洗剤はラウレス硫酸ナトリウムなので、

敏感肌の方には刺激があります。

コカミドDEAとコカミドプロピルベタインでの刺激緩和はされているので、

最強に刺激性が強いということはないです。


馬油ツバキ油が高配合のシャンプーですね。

これはオレイン酸やリノール酸、パルミチン酸など、

人の分泌する皮脂に含まれる脂肪酸組成と非常によく似たオイルです。

その為肌なじみや髪馴染みが非常に良いオイルとして重宝されます。

コンディショニング効果は十分高く、

独特のしっとり感を与えてくれるでしょう。



しかし、ご存知の通り人の皮脂は酸化分解されます。

それと似た組成ということは、

このオイルも場合によって酸化分解を受けるということです。


リノール酸やオレイン酸などを含有するオイルは

しばしば酸化による異臭の原因にもなるため、

抗酸化性の強いアウトバスなどと一緒に用いなければ

トラブルの原因にもなります。

紫外線に当たりすぎたり、熱を加えすぎるなども要注意です。


ヒアルロン酸の保湿、

加水分解シルクのサラサラ感付加など、


ある程度のコンディショニングはできそうです。


とはいえお値段を考慮するとどうしても微妙という他ないです。

モノとして悪くはないけど弱点があるよ、というシャンプー。

割引価格での購入はありでも、定価で買う価値はありません。




水、ラウレス硫酸Na、コカミドDEA、塩化Na、コカミドプロピルベタイン、馬油、ツバキ油、グリセリン、PG、ポリクオタニウム-10、EDTA-4Na、クエン酸、ヒアルロン酸Na、加水分解シルク、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、アルギニン、変性アルコール、BG、安息香酸Na、香料


コンディショナー解析


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