サクセス 薬用シャンプー 解析
洗浄力:★★★★★
低刺激性:★☆☆☆☆
補修性能:★☆☆☆☆
しっとり感:★☆☆☆☆
ハリコシ感:★★★☆☆
サラサラ感:★☆☆☆☆
ふんわり感:★★★★☆
さっぱり感:★★★★★
ダメージヘア適正:★☆☆☆☆
スカルプケア適正:★★☆☆☆
価格適正:★★★☆☆(420ml:665円)
総合評価:★☆☆☆☆
幾度となく大問題のCMを流してきた、
大問題シャンプーですが、
内容も中々凄いですね。
殺菌剤としてピロクトンオラミンが配合されています。
一応菌の増殖を防いで悪臭やフケを抑える等の効果はありますが、
それはそもそも健康な頭皮を作るということから
全く真逆を行くことであることを忘れてはいけません。
本来私たちの肌には外部からの殺菌剤など必要なく、
カラダの持つバリアシステムでそれらを全うしなければ
健康な地肌とは言えないはずです。
このように外部から殺菌などを繰り返せば、
地肌本来のバリアシステムが冒され、
正常な地肌環境からは遠ざかっていきます。
ステロイド剤の乱用と重なる部分がありますよね。
まぁ一応殺菌効果があるので、星は二つ付けときました。
さて肝心の洗浄剤ベースは
ラウレス硫酸アンモニウム(ラウレス硫酸Naと同じ)
セッケン系両性界面活性剤(まとも)
エタノール(使うアルコール基剤間違えてます)
アルキルグルコシド(食器洗剤用の強力ノニオン)
高級アルコール型両性界面活性剤(ダメでしょう)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(強力な洗浄力のノニオン)
…
そろそろいいでしょうか?(苦笑)
とにかく強力な洗浄力を詰め込んだシャンプーで、
両イオン界面活性剤も配合されますが、
ノニオン界面活性剤が二種類も配合されているので、
洗浄力、脱脂力という点では一切緩和されません。
健康な地肌に必要な皮脂膜を根こそぎ剥ぎ取る、
恐ろしい洗浄ベースになっています。
そしてさらに恐ろしいことに
カチオン界面活性剤が二種配合されていますね。
リンスインと言いたいのならばカチオン化ポリマーを入れる必要があるのですが、
明らかに手を抜いてますね。
カチオン界面活性剤は地肌に対して非常に刺激を伴います。
シャンプーとしてあってはならない配合で、
これではいかに育毛トニックの浸透を助けても、
これ自体が地肌の環境をかき乱してしまいます。
「シャンプーは薄毛の原因にはならない」
と言っている僕でも、
流石にこの主張も憚る内容ですね…。。
世のお父さんたち、だまされないでください。
ピロクトン オラミン*、水、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、エタノール、アルキルグリコシド、ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、POE(16)ラウリルエーテル、メントール、ユーカリエキス、POEアルキル(12-14)エーテル、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、無水クエン酸、BG、香料、青1*は「有効成分」無表示は「その他の成分」
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