ソロコンの記録を残しておこうと昨日書き始めたけど、ながーーくなりそうで、新しいアルバムの感想、特に歌詞について感じたことをまずは書いてみることにしました。


Invincible〜また、そうやって〜


Invincibleは調べると「無敵の、打ち負かすことができない」と言う意味。


歌詞を見ていくと、「背中にかかる重圧」「砕けた時間拾い集めて」「眠れない日々」と始まります。

砕けた時間というのは、頑張ったのに無駄になってしまったように感じる時間とか、成果が出せなかった時間とかそういうものなのかなと。でもそれらを無駄だったと掃き捨ててしまうのではなく、それさえも必要な過程だったと、そこから得られることもあると拾い集めるのかなと。


(この話を思い出した)


そして、「そうやって僕は生きてく 『幸せ』は目の前で儚く揺れる灯 夜明けのよう invincible」と続きます。

わああとても兄さん!!!


プレッシャーもあるし、上手く行かないこともあるし、眠れない日々だけど、そうやって生きていく。それが自分だ。


幸せは目の前で儚く揺れる灯。

幸せは絶対的なもの、物理的なもの、掴み取るゴールではなくて、風が吹いて消えてしまわないようそっと守る儚いもの。幸せの形や正体は時によって変わるかもしれない、本当はいつも側にあって、だからこそ見落としてしまうのかもしれない。けど、もし暗闇にいたとしてもほんのりと足元を灯してくれる温かな希望。


みんなを幸せにできるのはいいことだけど、本当は自分も幸せでなければならないのに、と話していた時期もあった兄さん。


幸せでなければ、という思いに苦しめられることもありますよね。でも今回のこの歌詞は、なんだかそこからはもう抜け出しているように感じる。


「夜明けのよう invincible」の解釈が進まなくて、じっくり考えてみたのですが、、、

儚くてささやかな幸せに日々きちんと気づいて、地道に生きていれば、闇を終わらせてくれる"夜明け"が来るということなのかな、と。夜明けは必ず毎日やってきて夜を終わらせるものだから。


(このペースで書いたらこの曲だけで終わりそう。大丈夫?)



「ひび割れた今日にまた 明日を乗せてみるんだ」

辛かった今日をリセットするのではなく、たとえボロボロでも進み続けていく。今日、明日、明後日と、とりあえず一日一日を生き抜いていくってことなのかな。



「バランスを覚えたheart 崩れないように 繰り返しこの胸が記憶してく 耐えぬく術を」

この歌詞で思い出すのが、ホホバイオインタビュー



(ここにも幸せについてのお話もありました)


絶対に壊れないheartにするんじゃなくて、「バランスを覚えたheart」なのが良い。

経験を重ねながら自分なりに壊れない術を見つけていくこと、そういう自分を受け入れること。

傷付かないことを目指すのではなくて、傷付きながらも打ちのめされないこと。心の回復力を育むこと。


以下はちょっと前に書いたブログの内容ですが、まさにこれをこの歌詞から感じました。


兄さんはとても繊細だと思う。でも簡単に折れてしまわない、しなやかな強さがあると最近よく思います。

"柳に雪折れなし"という言葉がぴったりです。


いろんな時代、出来事があったけれどそれらを全部抱き抱えて、不安や悩みや繊細さも持ったままこれが自分だと示しながら今を輝く兄さんだから、とてもかっこいいし、頼もしい。そして希望や勇気を与えてくれる


「耐え抜いた日々に 残ったものがそう The beauty we call life」

そっか。成功とか煌びやかなことが人生なんじゃない。耐え抜いてすり減って、たとえ小さかったり不格好だったりしても、自分に残ったものが"人生という名の美しさ"なのか。


最後にもう一つだけ触れたい歌詞が「暗闇で光る奇跡(ほし)のように」というところ。

私はどうしてもMy dearが浮かびました。


어두워져야 빛나는 걸 볼 수 있다고

(暗くなってこそ輝くものが見られるんだと)


暗闇を悪としないところが大好きです。

目につく綺麗な星だけを見るのではなくて、暗闇があるから星が見えるんだという視野の広さというか想像力の豊かさが素敵。


ここまで考えてみて、この曲でのInvincibleというのは、無敵というより打ち負かすことができないの方がしっくりくると思いました。

そして歌詞もそうだし、兄さんが話してくれる言葉もそうだけど、綺麗事だけを並べるのではなくて、もがき、葛藤しながらそれでもより良い人生にしたいと進み続けるその泥臭さが、人間味を感じさせてくれて、共感しやすく、励まされるんだと思いました。


本当にこの1曲だけで長文になってしまったので、一旦ここまでにします爆笑