やけど(炎症)について
前回、医療脱毛の3大副作用を
お話ししました
今回はその中の1つ、やけどについて、
対処法をお話ししていきます
まず前回のおさらいです
医療脱毛レーザーは毛穴の奥まで熱を
入れていきます。
そのため、施術後の皮膚表面は
軽いやけど状態になります。
お肌が乾燥状態での施術や
日焼け後の施術、
除毛が甘く、毛足が長いものが残っていると
やけどのリスクが高くなります
お肌が乾燥している
乾燥している時期に火事が
起きやすくなるのと同じで
お肌に潤いが足りず、乾燥していると
脱毛レーザーにより熱を入れた時に
やけどを起こしやすくなります。
日焼け後
日焼けをした後、
日光に当たっていた時間や
紫外線量にもよりますが、
皮膚内部に熱がこもった状態が
数日間続きます
熱がまだ皮膚内部に残っているところに
脱毛レーザーで熱を入れると
やけどすることがあります。
除毛が甘い
施術前にシェービングを
毛足が短くなるまで行います。
毛足が長いものが残っていると
医療脱毛のレーザーは黒い色素(メラニン)に
反応して熱を入れるので
皮膚表面に残っている毛に反応し
やけどを起こしてしまいます。
また、毛穴の奥まで十分に熱が
届きづらくなるので
脱毛効果が得られにくい場合があります
やけど(炎症)してしまったら?
様子見でいい場合!
特にお肌トラブルがなく
リスクが低い方でも、
脱毛レーザーによって皮膚表面が
軽いやけど状態になります。
直後はほとんどの方が赤みが出ます
施術後はクリニックで
炎症を抑える薬を塗布し、クーリングする
ところが多いです。
赤みが当日中に引く方もいれば、
1週間程続く方もいらっしゃいますが、
2〜3日の赤みは正常範囲内と言えます。
クリニックによっては
自宅でもケアできるように
炎症を抑える薬(ステロイド)が処方
されるところもあります。
クリニックでの説明に従って
正しくケアをしましょう
クリニックに電話した方がいい場合!
冷やしてたり、処方された薬を使っても
引かない場合で下記症状があれば
早めに施術を受けたクリニックに
電話してみてください
- 皮膚が腫れ上がるように赤みが続く場合
- 痒みが止まらない場合
- 1週間以上、赤みや痒みが続く場合
- ヒリヒリするような痛みがある場合
- 脱毛の副作用に備えて、必要な薬が置いてある
- 専門知識を持った医師、看護師がいる
- 次回の施術時に配慮してもらえる
- 無料で診察、処方してもらえる
施術直後に違和感や痛み痒みある方は
我慢せずにその場でスタッフの方に
伝えましょう
次回は毛嚢炎についてお話しします
ここまで読んでいただきありがとうございます
次回は3大副作用の2つ目、
毛嚢炎について詳しくお話ししていきます