始皇帝と大兵馬俑展
2日(金)は、会社をお昼で早退して、中之島にある国立国際美術館まで行ってきました。始皇帝と大兵馬俑展のためです。大阪駅からは市バスに乗り換えて、田蓑橋のバス停で下車。そこから歩いてすぐでした。国立国際美術館へ行くのは、今回が初めてでした。入口から地下に降りるエスカレーターを使って地下に潜り込みます。ちょうど地下3階が展示ホールとなっていました。地下に展示ホールが広がっていることに、驚きました。ホールも非常に綺麗で、ちょっと美術館らしくない、オシャレな雰囲気の美術館でした。展覧会の前半は、春秋戦国時代と秦の時代の青銅器の展示。私は、ちょうど陳舜臣の『中国の歴史』を読み進めています。いまは前漢の終わりの方に差し掛かっていて、秦時代はすでに読み終えていました。そのおかげで今回の展覧会は、非常に理解の奥行きが深くなったと感じました。青銅器などの展示物だけで、私はほとんど大満足。兵馬俑の展示に行き着く前に、すでにお腹いっぱいの状態になりました。そこへどどーんと兵馬俑の展示にたどり着いたので、圧巻でした。そして今回は、音声ガイドも利用しました。私は今まで美術館などの音声ガイドを利用したことがありませんでした。ところが文楽の観劇でイヤホンガイドを利用して、その良さが本当によくわかりました。これなら美術館の音声ガイドも同じじゃないか…と思い直し、今回はじめて利用してみました。ボタンで番号を押すと、そのナビゲーションが流れます。実に簡単な操作方です。それで、ピンポイントの解説が流れてきますので、展示物の理解が深まったと思います。始皇帝は、兵馬俑として8,000体も作らせたそうです。人民にそんな労役を課せるほど絶対的な権力があったことに本当に驚きます。しかもそんな大規模な遺構が、20世紀まで知られることなく地中に埋まっていたということにも驚かされます。確かに秦は、始皇帝の死後、数年で滅亡します。滅亡すると、その当時のものは、過去のものとして、忘れ去られるのでしょう。過去のことに関われるほど、余裕もなかったのでしょう。数ある歴史書は、その王朝の歴史しか扱わないからかもしれませんが、それにしてもこれほど大規模な遺構が何も伝わらずにあった…。そして、忘れ去られたまま20世紀になってようやく発見されたのですが、それだけでも悠久の歴史の流れ、ロマンを感じずにはいられません。最後に来る前は買うかどうか迷っていましたが、展覧会を見て、買うことにしました…。合わせてトートバッグを買うと、割引がありましたので、そのトートバッグも買いました…影の一つが、よく見ると顔入りです…