ネタバレしています!
警察に遺書を提出するも、遺書だけでは自殺と判断できない
そのことを蒼生に告げる羽男
大庭は泣き崩れる
大庭「すみません、全部俺が悪いんです、全て」
羽男「そうだね、確かによく考えずに名義貸しした件と、理由があったにしろ、自分がやったって供述した件は反省すべきだと思うよ。でもそれ以上の反省はする必要ないから。ちょっと自分のこと責めすぎ。それに本当に責められるべきなのは大庭っちでも日向さんでもなくて、人を騙す奴だ」

この時の中村さんのセリフ回しがとても上手くて優しくて、ジーンと胸に染み入る
また言うべきことを羽男がすべて言ってくれた![]()
このセリフ、のドラマの本質をよく表している
大庭っちを責めすぎるのは、日向夫妻を責めるのと同じ

この涙は弟に対する「ごめん・・」だった。苦しかっただろうな

絶望しかなかった大庭の表情が徐々に涙で溶けていく![]()
羽男と綾が検察にその遺書を提出しても、それだけでは自殺と断定されない
石子は目撃者探しに奔走するが、なかなか見つからない
それを聞いた潮綿郎は何か思案している
石羽は大庭家を訪れて真相を母親に告げる
大庭香代子「まさか拓のためだったなんて。あの子が罪をかぶって、拓や私達が喜ぶとでも思ったんですかね」
それを聞いた拓は、一人で警察署に行き、公園のことを証言しようとしていた
石子や母の手助けもあり、全て証言する
大庭拓「兄ちゃんは僕を庇っただけです。もう一人いた。公園にいた。その人が火つけた」
散歩でいきなりすごい形相で大庭と呼ばれて、目の前で石油をかぶった人を見て、その上誰かが火をつけたの目撃してしまった拓くん
拓くんものすごく怖かっただろうな・・
あんなの普通の人でもトラウマになる
それなのに兄が罪をかぶってると知って必死に証言してくれた![]()
拓くんが健気で胸がいっぱいです
そしてもうひとりが御子神
詐欺どころか殺人?
日向さん、ガソリンかぶっても助かったかもしれない
石子が拓の手の動きで察するところも、母の香代子が手助けするところも良かった
大庭拓役の望月歩くんが演技上手すぎる
蒼生が偽証をしたことは問題だけど、遺書と拓の証言は事実だとされて、不起訴処になる。大庭くんは無事に釈放されました
㊗
この時の石子と羽男の電話越しのお辞儀する
相手に見えないのに深々と頭を下げる2人が美しい

大庭っちがゆっくり留置所から外に出る場面
もう二度と見られなかったかもしれなかった
この後の場面が面白すぎましたw
石子を見つけて「先輩!」とかけよる大庭くん

羽男「よかった、よかったね、おかえり、おかえりなさい!」

石子「あの、ちょっとごめんなさい、私のやつ」
羽男「なんなの。邪魔しないでよ」
石子「私のやつ、私のやつ全部やっちゃってるんですよ」
羽男「何言ってるかよくわからない。大庭っちが俺に向かって手をひろげてきたから」
石子「私にやったんですよ、わかるでしょ普通」
羽男「違うよ、てか俺だってやりたかったんだもん」
石子「私だっておかえりって言いたかったのに」
羽男「じゃあ言いなさいよ今」

大庭「ありがとうございました。お二人のおかげで俺も弟も捕まらずに済みました。そしてごめんなさい、嘘ついたのも心配かけたのも」
「すっごく心配しました。でも拓さんすごくがんばって
羽男「いったん離れよう。(拓くんは)休憩挟みながら、見たことは全部証言し終えた」
なぜ羽男は対大庭っちの時にそうなるんだろう
中村倫也さんも柔らかい雰囲気があるから、はまっておかしい
羽男は純粋に大庭っち釈放が嬉しかったんだろうね![]()
奔走しまくったのに押しつけがましくない石羽コンビ最高すぎる
2人を一緒にハグする大庭っちもいい子![]()
こんな優しい世界ある?
大庭くん、これからはちょっとでもおかしいことは全部石羽コンビに報告しよう
今後の人生のためにも、大庭蒼生の名前が全国に知られなくて良かったよお
実家に戻って、蒼生が父親に身体を叩かれる場面
弟の拓に正座して深く頭を下げる蒼生

父親の蒼生への心配や信頼、どういう子か理解していること
蒼生の拓に対する優しさはきっと、ただ庇護する対象ではない
きちんと一人の人間としての尊敬や愛情あってのものだと伝わってくる
大庭家のご両親、とても品が良くて穏やか
両親にとって、繊細な弟に常に優しく寄り添ってきた蒼生の存在はとても大きかったはず
自閉症という言葉を使わず、説明的なセリフもほぼないのに、大庭家がどんな家族かきちんと表現できているこのドラマ、すごいと思う
拓に普通に接する石子と羽男の描写も良い
すごく優しい世界観がきちんと成立していて心底癒されました
初回から大庭の人となり、石羽コンビとの関係性をきちんと積み重ねているからこそ
母親役のいしのようこさんも綺麗
やっぱり、人って良い面とそうでない面が表裏一体
大庭くんの優しさは危ういけれど、だからこそ描けるのものある
きっと日向夫妻もそうなんだろう
石子はある意味父親と同じような男性を好きになっていない?と思ったけど、ラストの綿郎所長が・・・!
いつの間に御子神慶(田中哲司)と親しくなったの?
潮所長がラスボスはありえないので(そうだったら寝込みます
)
危ない橋を渡っていないことを願う
石羽コンビも面目躍如の大活躍
恋愛なしの最高の男女バディものになっている
それを強調する為に大庭が必要だったのかな?
最近の赤楚くんはフックのある、引っ掛かりを覚える役柄が多い
赤楚衛二特有の柔らかで圧のないふわふわした空気感
それがもしかしたら多様性や新しさを描くのに適していると思われるのかもしれない
それは中村倫也さんも同じ
独特の空気を持つ人で更に多彩な空気を出せる
もちろんそうでない役も自在に出来るんですが、すごく柔らかな雰囲気をまとっている
そこに華やかでやはり圧のない優しさを持つ有村架純さん
公式HPで、大庭くんはナカマルを退職し、石羽のサポートをすることに、に変わっていた
今度はまともな会社に就職出来ますように
違う方向に行くのもあり?
第1話で「た、逮捕?」と大げさに驚いてた大庭くんが、弟を守るために極刑まで覚悟したのだから、塚原・新井コンビの狙い通り赤楚衛二の男らしさも描けていたといえるでしょう
ただ、赤楚くんの可愛さを消すのは難しい![]()
無精ひげなのに可愛さ強調されていない?と夫に聞いた深く同意されました
もう大庭はメアリー・モースタン嬢に負けず劣らずの存在になったと思う
羽男は単なる恩人ではなく、大庭くん命の恩人に昇格![]()
これまでの描写から見ても、嫉妬なんてしなさそう
羽男と大庭っちの間にマイナス感情は存在しない
(ちょっとだけ加筆しました)
扱う案件が詐欺を超えて放火殺人や殺人にまでなっていた
身近な事件ではないけれど、もしかしたらこれは詐欺罪に対する罰が軽いと制作側が考えているからなのでは?と勝手に勘ぐってます
詐欺罪の立証が困難なことは、今回も次回も描かれています
でも、人を騙してばかりいる人は、自分が騙されるなんて考えもしなくなる、という例もあるらしい
石子と羽男がそれぞれトラウマを克服して前に進んでも、コンビ解消する必要ありませんよね?
とにかく、全員が幸せになることを祈ります!






