先日、用事の帰り道、KFCの看板を見て、久々に入ってみました。
今年はコロナ禍で自宅で過ごす人が多いのか、フライドチキンのクリスマスセットが既に何点か予約締切になっていました!
クリスマスといえば、クリスチャンにとってはイエス・キリストの生誕を祝う日。
【クリスマスの意味】
— 上馬キリスト教会 (@kamiumach) December 3, 2020
クリスマスを英語にすると「Christmas」 となり、ふたつの単語に分解できます
「Christ」+「Mas」
「Christ」:キリスト
「Mas(s)」:礼拝・ミサ
つまり「キリストを礼拝する日」という意味となります。教会としては「クリスマスシーズン」というフレーズは嬉しくなります pic.twitter.com/elEIKh54RW
なのに、日本でこの「クリスマス」を商業利用で展開していたことに気づいたのは、渡米してからでした。
ある時、FBでこの記事をシェアしました。
すると、アメリカ人でクリスチャンである友人がコメントをくれました。
クリスマスに「フライドチキンを食べることが日本の伝統」であることに、ビックリしたそうです。
「KFCのフライドチキンを食べて、クリスマスをお祝いするの!?」
カルチャーショックを受けたそうです。
そもそもKFCって、ファストフードの位置づけです。
アメリカのクリスマスは、家族、親戚で集まる年中行事です。
(サンクスギビング同様、お盆やお正月の帰省のようなものです)
クリスマス当日は祝日で、お店というお店が全部休業します。
マクドナルドも休み。開いているのはガソリンスタンドくらい。
基本的にセルフスタンドです。アメリカは車社会だからガソリンは必須です。
前日のイブも午後6時に閉まる商業施設が多いです。
だから、これを知らず、クリスマス前日の午後までに買い出しをしておかないと、悲劇です。
家族、親戚が集まって、たくさんの料理の中に、KFCのフライドチキンを買って食べる発想はありません。
日本に持ち込まれた時の戦略によって、新たな「日本の伝統」が作られたようです。
そもそも、
日本にクリスチャン人口が1%も満たなかったから
成功したキャンペーンだったのでしょう。
当時は2%以下とありますね・・・
となると、
クリスマスケーキ(某お菓子会社が始めた?)も、
ネズミーランドでクリスマスにイルミネーションやパレードを見るのも、
皆、企業が仕掛けたことだった!!!
だから、「恋人と二人きりで過ごすクリスマス」という触れ込みも
レストランやホテルやら・・・
商業戦略だったことですよね・・・!?
若い頃は、このあたり、まんまと刷り込まれていました。
恋人がいなければ一人で過ごすクリスマスは寂しいのか??
なーんて思ってしまったものです。→そんなことは全くない!
そもそも日本人は「孤独」に耐えられない???
CM、テレビ、雑誌などなどの宣伝って日本人を煽動するんだなーと感じました。
という訳で、アメリカから帰ってきた今ではクリスチャンになったこともあり、
毎年クリスマスは主日礼拝に出席します。
イブに夜の礼拝にも行きます。
クリスチャンではない皆さんも、お近くの教会で
どのようなクリスマス礼拝が行われているか、
行ってみるのもいいですね。
今年はイレギュラーな年ですから、教会によってはオンライン配信があるかもしれません。
地元・日立市にある茨城キリスト教大学の「学園クリスマス」、今年はYouTube配信です。
12月19日(土)配信です。
クリスマスの本当の意味を知る、いい機会です。
ご興味ある方はどうぞ。
米国元駐在妻・ゆうこ