午前中に出かけたついでに、急に海が見たくなり思い立って運転しました。
お天気の良い日は 海がキレイに見えます
この海を見て思い出すこと。
在米時代、最短でも10時間、車を走らせないと海に着かないような内陸部に住んでいました。
ホームシックにかかった時、本当にこの「海が見たい」と無性に恋しかったのです。
太平洋沿いの温暖な気候に住んでいた身としては、かなり堪えました。
強い寒波がやってきた年末年始。
マイナス15℃まで下がった時、冬季うつのような感じでした。
年末年始中、とても気が沈んでいました 。
天気も1~2月あたりはどんよりとした天気が多いです。
本帰国が決まるか決まらないか、で揺らいでいた頃。
「早く日本に帰りたいなぁ」と同時に、もしビザ更新が決まったら決まったで、「その先もやっていけるかな?」とも錯綜していました。
一見、アメリカ生活を思いっきり満喫しているかのようでも、感情の波はありました。
目標を見つけて生活してきていましたが、
正直、心身ともに疲れたんです。
海外に住むのはとてもエネルギーがいります。
無意識のうちに気が張っていました。
年間通しても穏やかな気候が あまりなく、
1日の寒暖差が 10℃以上 という日も少なくありませんでした。
夏になるとサンダーストームがやってくる。
夏は35℃以上。
特に、屋内の冷房は 20℃程度しかなく、まるで冷凍庫のような 寒さでした。
プールの水も真水のように芯から冷たいことがありました。
娘も震えていました。
冬は、寒波があると氷点下20℃まで下がりました。
そこまでいかなくても、例年氷点下10℃くらいまで下がります。
セントラルヒーティングがあるので、部屋の中は快適ですが、外出は厳しかったなぁ。
雪も降るし。
年間を通して、体を温められる時期がありません。
お風呂は浴槽が浅く、追い焚き機能がないので長時間、体を温められない。
「どうやったらお湯が溜められるんだ」
「本当に冷えがつらいー 」
涙が出そうでした。
よもぎ蒸しを日本から飛行機に持ち込んで、アメリカの当時の自宅で温めていた時期がありました。
私の使っていたグッズを紹介します。
私は↑のカーキ色のマントを使っていました。
ピンクのマントもあります。
よもぎが足りなくなると、↑これを買い足していました。
アメリカにいると、乾燥している上、自宅内も冷暖房完備なので快適に過ごしている分、汗をかきにくい環境にあります。
よもぎ蒸しをすると、発汗作用が促進されるので、体が温まる上、汗をかいてスッキリします☆
アメリカ人の体質は、平熱が37℃と聞いたことがあります。
体質が全く違うんですよね・・・。
真冬でもTシャツって人もいたなぁ…
乾燥も激しくて保湿を日本以上に心がける必要がありました。
また、アレルギー性鼻炎持ちの私は、全米でも花粉の飛散量ワースト1のこの土地は秋に大量の鼻水に悩まされました。
日本に帰ってきてからも苦しんでいます(汗)
気候がよければ、いい土地なんですけどね…。
アメリカ、いいこともたくさんあるんですが、体質的には合わなかったなぁ・・・(涙)
最後まで気候には慣れませんでした。
なんてことを思い出しました。
米国元駐在妻・ゆうこ