もう、ブラックジャックになってしまっている。
次々と、
覚悟を決めたクライアントから、連絡が繋がる。
もちろん、悩む。会うのはブラックジャックだからな。
目の前にいるのは、令和のブラックジャック。メスは使わない。安心しろ。
色々と怪しい、当たり前の連絡とか、助言とか、応対が得られない、怖い、不安、心配、
やっぱ辞めとこう。
他探す、けど、やはり、ない、
もう一回話聞く、やっぱ怖い、不安心配、
あぁ、どうしよう、これで良いのか、
その先に、やっと連絡が来る。
それが、普通だ。
心配するな。
それが、普通。
まさか、目の前にブラックジャックがいるとは、思わない。
誰もね。
そうやって、
もう、１０年が過ぎた。過ぎたんだよ。
3650日がね。
3650日が。
過ぎたんだよ、もう。
だから、知ってるやつは知ってる、それだけのこと。
知れば知るほど、俺のことは、
クズだと思うさ、そらな。
なるべく、バレないようにしてるが笑笑
古い仲間や弟子にはバレる。
しゃーない。
しかし、それが、俺を未開の地へと、運んでくれる。
弟子や仲間が未開の地に行かないからこそ、俺が行くのだ。
その未開の地の宝の山から、
俺が秘宝を持ち帰る。
その、秘宝を、
弟子や仲間に分けている。
普通の事だろう？
これが、普通で、何が、普通で、異常だ？
オレニハマッタクワカラナイね。
誰だって、地図にない、未開の地、未開の山、未開の海の、先、
先の世界、誰も知らない、先の世界。
どんな猛獣がいるかも分からない、
どんな新種のウイルスがいるかも、
分からない。
その、対策も特効薬もない。
対策も
特効薬もない。
だが、
誰かが、行かないと、
不可能は、いつまでも不可能であり、
希望の光は、ずっと光のままだ。
希望の光、
財宝を、
弟子や仲間に分けてあげる。
クライアントに提供する。
その喜ぶ顔のために、
俺は行く。
それだけだ。
未開の財宝が、光が欲しいのは、
俺だけじゃない。
欲しい人がいるから、俺は、
狩に行くだけだ。財宝を獲りにな。
望む人がいないなら、
タクシー運転手か、トラック運転手やる。
いつから言ってんだ。ダァホども。
いないなら、俺はすぐにでも辞めて、
山奥で、川と、湖のある、村で、
自給自足するわい。うんこ。
財宝が欲しい人達が、一定数集まる
財宝を獲りに行く部隊を組む
保存する人、応援する人が、支援する人達がいる
それが、
組織。
当たり前のな。