僕らのような自費の治療家というのは、
医師の指示があるわけではないので、
原則、生活指導というものは、出来ません。
ですので、基本的に
聴かれれば、自分がやっている健康法について答える。
という事しか出来ません。
聞かれない場合は
助言する事も、なかなか難しい。
安易に生活指導なんかのアドバイスをしてしまえば
「この人がこれを止めるように言われた」
とか
「この人がこれをすれば治ると言われた」
とか
悪質なクレームに繋がったり、
医師の指示がないのに、という話になったり、
と
悪質なクライアントさんに出会えば
非常にめんどくさい事になります。
さて
だからと
言って
何にも言わず
施術だけしていますと
当然、効果も出ません。
食生活とか全く気にせずブクブク太ったり
歩かないで欲しいのに、運動ばかりやったり、家事したり、動いてばかりいて代償動作をグングン強めちゃったり、
薬を飲んでるのに、飲んでる事を言わなかったり、
悪質なクライアントさんというのは、
悪気もなく嘘をつきます。
ですから、何にも言わず施術だけしていると、
病院のやうに毎日診れて管理出来て施術出来るわけではありませんから、
月に1、2度しか施術出来ないので、
普通、考えて
しかも、難病専門ですから
まず、効果は出ません。
普通、考えて
月に1、2度の施術で
片麻痺を始めとする難病相手に
根本再生など、出来るはずがないのです。
でも、誰かが
やらなきゃいけない。
そうやって、この15年
やって来たのです。
100パーセントとは行かない。
あらゆる条件を満たさなければ
ただでさえ
難病
ただでさえ
片麻痺
ただでさえ
片麻痺の中でも
絶対治らないと言われた人達ばかり、
ただでさえ、難しい。
その中で
助言すらも、満足に出来ない。
そのハンデにハンデを背負わされた状況で
満足に出来ない状況でありながら
ここまで来たのです。
クライアントは、どんな理由であろうと
例えば
施術関係なしに
クライアントの機嫌を損ねたとしても
「あの人は、治すと言ったのに治してくれなかった！」と
激怒して
ネットに書き込む。
この時代に生まれた宿命ですね。
僕がここまで来れたのもネットのおかげ。
そのネットを使ってここまで来れたのも事実。
逆のリスクは背負うしかないのです。
様々な状況
様々な条件
様々なハンデにハンデを背負わされた状況。
その中で
やるしかない。
だが、やるのだ。
やるしかないから、やるのだ。
全てを受け入れて
失敗しても
悪質なクライアントに出会おうとも
それを受け入れて
活かすしかないのだ。
あること、ないこと。
むちゃくちゃ言われても
それが、ネット。
インターネット。
静かに
ここで待つ。
本気で
本当に
治らない後遺症や病気で
苦しむ人達を。
静かに待つ。
審査
めちゃ厳しいけどね（笑）