今日から金曜日までまた小脳出血の患者さんを書いていきたいと思います
ちょっと先週の事なので忘れてるでしょうから読み返してもらって
まずは振戦を再生させインパクトを与えるところでしたね
位置覚のズレをゆっくり認識させていきました(細かくは省略します。複雑になりすぎるんで)
すると1週間くらいで効果が現れ、30年どうにもならなかったものが変わり始めたのです
身体を本当の意味で知り驚き
少しずつ抑まっていきました
また収縮を起こしている筋の認識も深め、注意を促し抑制力を高める訓練も施し、週2回の訓練で時間はかかりましたが
現在はほとんど振戦はありません。
まず、それでもう一度リハビリをやってみようと気持ちを震いたたせれました
(のちのち、薬の副作用や、長年の長期入院のため、訓練の効果が停滞期に入った時にサボったり、仮病使ったり、集中しなかったり、それはそれは大変な事がありましたが)
まずは、覚醒は出来たのかと思います
リハビリは維持するだけでもリハビリだ!
とか言う専門家がたくさんいますけど
それは妥協なき機能回復を追い求めた者、妥協なき機能回復を完了させた患者さんが言う言葉だ
障害はガッツリ残ってて、その障害が、それ以上悪くならないように死ぬまで維持し続けるなんて事が生身の人間に出来ると思いますか?
そんな人は、身体否認、身体失認がある患者を除いて
ほっとんどいないはず
まず、障害残ってるからどれだけ頑張っても時間の経過とともに悪くなりますしね
まともな老化現象は起きない
壊れるのは何倍も早い
片麻痺患者が膝や股関節、肩、手首、指などに関節炎などの、関節症状を起こすのは目に見えてる
5年持たない。早くて3年で関節が破壊される
ま、その時は慢性期の病院か、施設なんかに移ってて、最初の病院が『大丈夫ですよ』なんて言ってた事なんて、今さら病院に押し掛けても記録すら残ってませんからね。
恐ろしい現実です
だから専門家は、リハビリしたなら1日1日、目に見える回復を出し続けなければダメだ
その1日で何も変えれなかったら金はもらうな!
当然だろ!
1日目の『良い変化』が『2日目のやる気』に変わるんだよ!
あ。
これ妥協なき機能回復の名言出ました?笑
ま、話は戻しまして
それと平行し、歩行の方も進めていき
細かくは省略しますが、大きくは足底感覚の認識
股関節の位置覚
の認識ですね
ま、まだまだ書き記せないほど色々やりましたが細かくは省略します
で、まぁ歩行の方も半年くらいで
フラツキや、突進、足の交差などが少しずつなくなっていき
半年過ぎくらいで、かなり安定性を取り戻してきて、なんと歩行器で歩きたいと言い出します
もちろん立位すら見守りだった
本来なら僕は歩行器や杖、装具などもほとんど使わないのがポリシーだが
さすがに何年も歩いてないとなれば、まず、病院自体がリスクが高過ぎる。と出てきまして。結局歩行器で歩き出したりしたんですね。(30代くらいまでは転倒を繰り返しながらも若さでカバーして歩いてはいたらしい。だが、年老いてからは危険が高く車椅子に、歩くのは10年ぶりくらいだった)
でも、歩くには、まだ時期的に早すぎた。
もちろん全力で止めました
が、10年ぶりに歩ける感覚が芽生えた時って、もう気持ちを止められないんです
特に精神疾患持ってるとなおさら病識が欠如してて
止めれない
あやうく殴られそうになり
これ以上は止めれないなと
判断
1人で歩く事を禁止し見守りは絶対付けるように約束させるも
守らず
転倒
右大腿骨頚部骨折
また1からやり直し
さらに
プレート固定術後、某総合病院の早期リハビリにより
慢性痛も抱えてです
そこのPTからの報告書には『痛みを訴えるも画像所見では問題なし、リハビリ拒否見られます。』だそうです
いやいや、そりゃ痛いやろ
誰でも拒否するわ
ま、こんな経過で山あり谷ありで半年経過で
また1からやり直し
慢性痛もおまけで付いてです
果たして自立までいけるのか!
また明日