身体障害から精神障害へ 精神障害から身体障害へ① | どんなに有名で地位と名誉と権威のある治療家や医師に絶対治らないと言われた後遺症でも根本再生させる妥協なき機能回復のブログ

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GWも終わり、今日からまた盆まで突っ走って行こうと思います。

前回、自我についてと、なんか身体障害に悩まされている方は、『なんで身体が悪いのに、精神の事を長々と、、、』と思われた方がたくさんいらっしゃった事と思います。自分としてはもちろん精神疾患も妥協なく再生させる事は変わりないのですが、精神は症状を特定しにくく、身体に比べ難易度が高過ぎるし、どうしても目に見える身体の障害をどうにかしたい、どうにか出来ないかと、思われるのが一般的だと思うので、やはり今日は少しそのへんを語って行こうかなと思います。

まず、ここまで、『脳』について、『行為』『動き』について、20巻くらいは語って来たと思いますが、根本的に、『動き、行為は、感覚によって成り立つ』というような事を述べてきたと思いますが(僕の説明が足りなかったのか、皆さんがしっかり読んでないのかは分かりませんが)
でも確実に言える事は、感覚の予測なくして動き、行為は発生、存在しえないのは確かなんです(理解出来ない方はもう一度しっかり読み直してください。それでも分からなければ質問ください)

と、いう事ならば、

外界、世界の正確な認識は欠かせないという事になり
そのためには、『注意機能』『ミラーニューロン』『ワーキングメモリー』はなくてはならないものになります。

なぜかって?

動きを学習する時は、相手の動きを模倣するミラーニューロンは欠かせないし、説明を順序よく覚えながら理解するためにワーキングメモリーも欠かせない。もちろん今どこに集中しなければならないかの注意機能も。

つまり教えた事を、的確にイメージの中で留め、統合して、順序良く『行為』として造り上げないといけないのです。

その理解がなければ、自分の身体に動きを教えていく事は不可能です

勘違いされてる方はいるのでしょうか。

動きは最終的には『あなた』が造り上げていかなければならないのですからね。
リハビリ専門家は『教師』であり『生徒』である患者さん側の志向性がない限り絶対に、学習は成り立たないですからね。患者さん側は病院に行けば治してくれるなんて間違っても思わないように。物理的な内臓の手術なんかは、ボーッと麻酔に心を明け渡しても、関係ないですが、リハビリだけは完全に別ですから。

どの分野よりもリハビリ、機能回復という分野が何よりも難しいという事を理解し直してください

リハビリが軽視されているのは、命を落とすリスクが、他の分野よりも、相当低いだけな事で

難易度で言えば、確実にリハビリ分野、機能回復分野が一番難しいのです

あ、あくまでも妥協なく機能回復を目指す場合ですよ。

『ただ歩かせたり、筋肉伸ばしたり、姿勢反射を出したり、神経筋再教育(川平法、PNF)なんかは認知機能が入ってないので、覚えれば誰でも出来る』ので、別です 。そこには意識、意図的な行為の組織化は入ってないですから。

ま、話はそれましたが

では、具体的にどのように関わっていくのか話していきましょう