もう10年以上前から、夫さんのお友達だったキロちゃんが昨夜天国へと旅立ちました。
たかがインコですが、されどインコ
我が家には4羽のインコがいて、その長老だったキロちゃん。
誰にも触らせないっていうか、触って欲しくないという男の中の男なインコで、一緒に遊んでくれることはなかったけど、でも大切な家族でした。
小さな命が旅立っていったあとに残された、小さな体は、まだ少しだけあたたかくて。
ホントはまだ生きてるんじゃない?
って思いたくなる感じでしたが、夫さんと2人して亡くなった事を確認しました。
夫さんは、何度も何度も
「そうか、そうか。ありがとうな。ありがとうな」
と、キロちゃんを撫でながら語りかけ、小さなお別れの儀式をしていました。
夫さんが脳卒中で倒れてから、ほとんどインコ達の世話をしたり、遊んだりできなくなっしまったから、尚更たくさんの思い出が込み上げてきたんじゃないかな。
命は繰り返し、去る命があれば、新しく生まれる命もあります。
命あるもの全てが、自らのために生きている。
どう生きるかは、全て自分の責任であり、誰かを責めることはできないんだな。
キロちゃんという小さな命とのお別れに、「悔いなく生きる」想いを再度確認した夜でした。