言葉足らず過ぎて伝わらない失語症 | 脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

心理カウンセラー・天命カウンセリングを行っている夫。
そんな夫が56歳で脳卒中で倒れ、右半身麻痺と失語症を告げられましたが、社会復帰するために行ったリハビリと、自主トレのお話。
そして、家族ができる事をお話します。

夫が脳卒中で倒れて、1年3ヶ月。

 
 
失語症による発話は、発症した当初に比べると随分とマシになってきました。
 
言葉の出にくさはあるものの、伝えたい事を少しずつでも伝える事ができる様になってきたのは良い感じです☆
 
 
何より、物の名前が出て来やすくなった事が、会話の助けになっていると思われます。
 
 
でも。なかなか改善が難しいものもありますショボーン
 
それは、言葉足らずな会話になりがちな事。
 
 
言葉足らずで、相手に上手く気持ちを伝えられない人っていますが・・・
夫の場合は、言葉足らず過ぎて、全く違う意味にとられてしまいます。
 
その言葉足らず過ぎは、度が過ぎると文章自体が支離滅裂になる事もありますし、時には人を不快にさせる事もあったり、傷つけてしまう事もあったり・・・ショック
 
 
夫が誰かに長いメールを送る際は、必ず中身をチェックして、キチンと書きたい内容になっているかを確認してから送信する様にしていますが、その中でもチラホラ「おぉ、これでは勘違いされるぞな」という文章に出くわしたりするのです滝汗
 
頭の中で思っている言葉がスラスラと出てこない事があるように、文章にすると出てくる言葉とすっ飛ばされてしまう言葉が出てくるのかもしれません。
 
夫本人も、文章を書いては読み返して、キチンとした文章を書けているかを見直しているようですが、それでも足りぬことはあるのですねもやもや
脳内で言葉のイメージをしながら文章を書くというクセが定着していけば、もう少し言葉力が上がるのかしら・・・。
 
目に見えない「脳」という部分の改善は、どこにアプローチをすれば良いのか悩ましいですね。
 
 
言葉が出てくるようになっても、言葉足らず過ぎるところが改善していないという新たな壁が見えてきたような気がします脳みそ