プエルトリコ旅行(8)サンフアン歴史地区の2 | Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

エルサルバドルに単身赴任中(7/15~8/5一時帰国)。
気候が良く日本より健康的な生活を送っています。
ドライブ旅行をぼちぼちしていますが、
この国で最も注意すべきは交通事故。
今や治安以上に大きなリスクです。

なおヘッダーは2020年に新潟県長岡市にて撮影。

 

サンフアン島の先端にあるサン・フェリペ・デル・モロ要塞 (Castillo San Felipe del Morro)。16世紀から18世紀にかけて建造された要塞です。入館券10ドル(約1,550円)は、サン・クリストバル要塞との2日間有効共通券です。

 

 

8インチ迫撃砲。

 

 

東方面の海岸を望みます。白波の押し寄せるあたりが戦(いくさ)を予感させれるかのようです。手前の白くごちゃごちゃっとなっている場所は墓地ですよ。その先に、エル・モロ (El Morro) 地区のカラフルな町並みが海岸線に顔を出し、その先はサン・クリストバル要塞 (Castillo San Cristóbal)。遠方にはカンダード地区の高層ホテルが見えています。

絵になる光景です、というか、実際の景色が18世紀か19世紀に描かれた油絵みたいです。

 

 

サン・フェリペ・デル・モロ要塞の灯台。これは現役で活躍しているようです。

 

 

先ほど(前回の記事)はカサブランカから望んだカサ・バカルディ。黄色の矢印の示す場所が、一昨日ラム酒のカクテルを2杯いただいたツアー発着施設。

 

 

城壁の内部は柔らかく暖かいオレンジ色の展示室。

 

 

この大砲は錆付いておらず、まだ使えそうですね。展示用に新しく造ったのでしょうか。

 

 

往時のこの要塞は、サンフアンをこの海から迫って来る海賊や敵国船から守っていたわけです。

12時過ぎ。おっ、荷物を預けたカルタゴ・エクスプレスがぼちぼち閉店する時間かもしれない。

 

行ってみると店は閉店直後で、玄関を閉めて後片付けをしているところでした。従業員は容易に私に気付いてドアを開け、荷物を渡してくれました。

 


そして宿へ。写真の建物の1階が宝石・時計店で、その左の部分が宿の入口。ここを入って階段を上がると、2階・3階部分がゲストハウス、ナボナ・スタジオ (Navona Studios) です。

宿のチェックインは2時ですが、レストランからすぐそこですから、その1時間以上前に着きました。しかしポストボックスには鍵が用意されており、やや早いですが入れさせてもらえました。

 

 

中はシックでなかなかオシャレです。さすがサンフアン歴史地区の宿です。寝室のみならず、バスルームも雰囲気があって清潔です。素泊まり1泊の106ドル(約16,400円)は円安下では高く感じるものの、このロケーションとこのクオリティなら妥当と言えるでしょう。

 

 

で、荷物を部屋に置いて、まだ午後1時半ですので、本日はこれからまだまだ観光できます。今度は宿の前のサンフランシスコ通りを、先ほどとは反対の東方向に歩きます。カラフルな町並みの奥、すぐそこに、次の目的地であるサン・クリストバル要塞が見えます。