アルビBC、「熱闘!」悠久山 | Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

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エルサルバドルに単身赴任中。
気候がいいので日本よりよほど健康的な生活を送っています。
ドライブ旅行をぼちぼちしていますが、
この国で最も注意しなければならないのは交通事故。
今や治安以上に大きなリスクです。

なおヘッダーは2020年に新潟県長岡市にて撮影。

妙高高原燕温泉での自然観察の記事を連載している途中ですが、ここで一回切って、野球観戦の話を書きます。

コロナ感染拡大のため、有観客試合が7月中旬に始められた今シーズンのBCリーグ。開幕延期を取り戻すためでしょう、わが新潟アルビレックスBCの試合も8月、9月と目白押しに組まれています。とりわけ長岡市の悠久山球場では、8月29日から10月4日にかけて8試合も予定されています。

8月29日の対福島戦は燕温泉の旅行から戻ってきた翌日で、一服して写真整理や植物同定などの作業もやりたかったので、観戦に行きませんでした(試合結果は8対1で新潟の圧勝だったようです)。

 

 

次の試合は9月2日(水)。今度は観てあげようと思い、暑い中、自宅から30分歩いて悠久山球場に出掛けました。

 

 

本当に暑かった。気象庁のサイトによると、当日の長岡の最高気温は36.7℃(14:55)でした。この中で、対福島レッドホープス25回戦が行われたわけです。灼熱の中、文字通りの「熱闘」です。闘いが白熱しているというより、もちろん熱との闘いという意味で。選手の皆さん、大丈夫でしょうか。場内アナウンスによると、本日は初めて5分間の給水タイムなるものを、3回と7回の終了時にとるとのこと。

前回の柏崎市佐藤池球場ではバックネット裏の日陰席ではなく、いつものように1塁側内野席に陣取りました(その日の柏崎の最高気温は30.8℃)が、本日はさすがにこの暑さなので、日陰で観戦しようか。

……と思ったら、悠久山球場のバックネット裏には屋根がない!

施設の差を実感した一瞬でした。柏崎は、やはり原発マネーのお蔭なのでしょう、あらゆるスポーツ・文化施設が長岡よりも整備されているのです。もちろん市の規模が違いますから、施設の大きさという意味では長岡市の方が一般的に大きい。しかし野球場のように大きさが大体決まっているような施設では、両者を比較すると明らかなわけです。

というわけで、やはり今回も1塁側に。ただし右投手と左打者を撮影する時だけ、一時的に3塁側に移動。

 

[ここに画像を掲載していましたが、著作権侵害のおそれがあると判断したため削除しました。あしからず。権利者の承諾を得た場合は再度掲載いたします]

 

これは7回が終了して給水タイムに入った時の私なんですがね。You Tube で配信されている「クラフティPRESENTSアルビBCライブ0902悠久山」の映像を拝借しました(これって著作権上の問題がありますか? 関係者の方からご指摘いただいたら削除いたします)。

 

 

本日の新潟先発は金子

 

 

福島の先発は国分

 

 

新潟のクリンナップは、まず3番ネイサン

 

 

4番内藤

 

 

5番山河

さて、試合内容ですが、一言。

まあ、あれじゃあ勝てないかな。

新潟の投手陣は打たれつつもそれなりに踏ん張ったのですが、打線は散発の5安打。繋がりません。福島の国分は、球は速くないし四球を6つも出すのに、新潟はチャンスで打てない。後続の投手も四死球を出しながらも無得点に抑える好投で、つまりは投手陣を打ちあぐねたということです。新潟はトータルで何と13残塁だそうです。

 

 

新潟で本日唯一の複数安打を放った6番指名打者の楠本。しかし、満塁で彼の打席に回ってきたことが2度あったにもかかわらず、いずれも凡打。好機と安打が噛み合っていません。

片や福島は11安打。何安打も続くようなビッグイニングはありませんでしたが、それでもこの安打数なら少しずつでも点は取られてしまいます。

 

 

最終的には、コロナ・ルールで8回終了、1対3。内容からして当然の結果でしょう。

なお、このルールは、9回まで行かなくとも試合時間が2時間45分になった時点で7回以降なら、その回で終了というものです。本日は8回表に規定の時間となりました。

試合の模様は上述の「クラフティPRESENTSアルビBCライブ0902悠久山」で観ることができますので、リンクをはっておきます。

 

 

公式発表によると来場者数は136人とスタンドはスカスカですが、上の私自身が写っている写真を見てもお分かりのように、ソーシャル・ディスタンスを保つには申し分ないですし、むしろ平日の、このクソ暑い中、熱心なファンがよくそれだけ集まってくれたとさえ言えるでしょう。3塁側外野スタンドにオジサンが一人だけいて、スタンドに飛び込んだファウルボールを何球も拾っていました(あるいは試合関係者が回収していたのか?)。

 

 

選手のみなさんも、このクソ暑い中、お疲れ様でした。

 

 

恐らく台風9号によるフェーン現象のせいでしょうが、それにしても9月に入ったというのに、この残暑。この記事を書いている翌3日なぞ、最高気温が38.3℃(14:23)ですよ! 自宅の部屋はマンションの1階にあり、構造上の問題か屋外よりかなり涼しいです。そのため、エコ意識の極めて高い妻の手前もあって、今も何と冷房をつけずに作業をしているのですよ(エアコンをつけてもいいかと聞けば、さすがの妻もいいと答えるでしょうけど)。

それでもこの外気温ですから、肉体的には耐えられ、熱中症は避けられそうでも、コンピュータの反応がどうもおかしいのは、やはり暑さのせいでしょうか。時々カーソルがうまく動いてくれないのです。

ちなみに、近くの三条市で最高気温40.4℃を観測(12:58)、9月としては統計開始以来、全国の最高気温を更新したとのことです。本日のアルビBCは高崎で試合ですが、いつもなら新潟より気温の高い前橋(高崎の気温は私が参照している気象庁のサイトには出ません)では最高気温が34.0℃(14:41)、しかも夕方からの試合ということで、選手には幸いです(なお結果は2対4で群馬に負けました)。

一体どういうことなのでしょう。やはり地球温暖化が進んでいるということなのでしょうか。