僕が踊る

君が跳ねる

折り目しかないシーツにシワが増える

君が笛を吹く

僕が歌わされる

モヤモヤしたものを快楽に変え

君はそれを飲み干す

戦いに飢えた男は

安らぎを知った途端

飽くことなく求め続け

それを女性が包み込んでいる間は

永遠を紡ぎ続ける

僕が踊る

君が跳ねる

疲れて眠ってしまうまで

踊り続ける

跳ね続ける

シーツのまだ冷たい場所を探して

裸を乗せてみる