初めて繋がれたのは

始まりだした関係に

照れて浮き足だっていた頃で

だけど丁寧に丁寧に

君のことを記憶に刻んだ

やり残しがないように

持てる時間の全てで仲良く過ごして

夢を全部具現化したような

素敵な時間を二人で作れた

君がいなくなってから

僕はまたその場所へ戻った

長い君とが終わった場所

君がいなくなったからか

やっぱりちゃんと涙が出た

目から溢れてしまう前に

手指を使って涙を移す

始まりのとき

君が終わらせようとしたあの場所で

僕とを終わらせてあげたかった

君の記憶から僕が消えて

思い出すことがなくなったとしても

僕は君との場所を思い出すだろう

君と僕との色々が

薄れて見えなくなってしまっても

あの始まりと終わりの場所を僕は思う

君が終わらせようとした場所で

君に終わりを告げられた場所で