自分史上

一番好きになった人

一番夢中になった恋

今まで好きになった全ての人の中の

その相手に

残念ながら自分の名前は挙がらない

そんな自分の

これ以上ない

というほどの

人生で一番の恋愛も

時間が経てば思い出せなくなる

全く同じでもいい

ディスクを再生するみたいに

5分でいいから体験させてほしい

最後の日の

涙いっぱいの目で

笑おうとしているその顔を

忘れてしまうのが嫌すぎて

また君を

僕に抱かせてくれないか

君が笑うまで

君を抱かせてくれないか