恋に落ちた夜を

僕はハッキリと覚えていて

ワクワクした気持ちになって

居ても立っても居られなくなって

部屋の中で歩き回っていた

デートをすることになっても

二人きりで会うことにも慣れなくて

多分

ずっと頬は緩んでいたはず

それなのにいつの間にか

笑わせられなくなってしまった

あなたのことが大好きだったのに

あなたのことが大好きだったから

喜ぶあなたの姿より

笑いが止まらないあなたの顔が見たかったのに

どれだけ気持ちを乗せて打つかってきても

全部受け止めてあげられるという

安心感をあげたかったのに

あなたを笑わせてあげられなかった

世界の誰よりも一番の味方でいるし

世界で一番の幸せをもらっていることを

もっとちゃんと伝えていたかった

ごめんなさいも言えばよかった

本当の本当に

あなたのことが大好きだった

あなたのことが大好きだった