出会いのときに



 

二人が始まってほしいと思ったのと同様に



 

別れの時は



 

二人が終わってほしいと願っていたのかも知れない



 

時々会うから特別で



 

いつでも会えるのは日常



 

日常に近づけば近づくほど欲が出て



 

結果二人を苦しめる



 

本当は



 

時々なら誰とでも会えるわけで



 

いつでも会えることがとても特別なことだって



 

大事にしないといけなかった



 

きっと今始まっても



 

今度はもっと直ぐに終わる



 

もう必要だと思い込むことすらできなくなっているんだろう



 

僕はそれをちゃんと知っている