ウィキリークスが暴露した中国のゴールド買い出動の思惑 | 夢のある国へ!片山あきらのブログ 

 ウィキリークスが暴露した中国のゴールド買い出動の思惑

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
     平成23(2011)年 9月14日(水曜日)
       通巻第3422号
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 ウィキリークスが暴露した中国のゴールド買い出動の思惑
  「一石二鳥」を狙う通貨戦略ミックスはドル債を減らし、金保有を増やし、「次」は?
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 アルジャジーラ(9月14日)が報じた。
 中国の異様なゴールド買い出動の思惑は底流に「一石二鳥」狙いがある。
 当面の戦略は2015年までに中国の通貨=人民元を世界何処でも取引されるハードカレンシー化にあり、そのためにゴールド保有を増やし、他方ではドル資産を減らす。これは周小川(人民銀行総裁)も公式に発言していることで、「最近のオフショア市場における人民元の需要からも、この目的は達成可能だ」と言う。

 中国は2011年6月末現在で米国債権を1兆1660億ドル保有し、他方ゴールドは、1054トン(世界六位の金保有國)。
単年度でみれば、中国は世界最大の産金国であり、同時に世界最大の金購入国である。最近も金暴騰をうけて装身具や金のインゴットを売り払うために行列をつくる日本と対照的に、それらを全部買いあさっているのが中国である。

 日本人が金を売却するのは、金価格が異様な高値圏と判断しており(過去五年で金はドルベースで四倍近い値上げ)、他方、中国は「金はまだまだあがる」と百八十度異なる判断をしているからである。
その背景には中国政府の通貨戦略があるからだ。