この前行った台中で大規模なデモ行進や集会開催 | 夢のある国へ!片山あきらのブログ 

この前行った台中で大規模なデモ行進や集会開催

台湾と中国の関係の根は深い。共産党の毛沢東は台湾の武力解放を掲げ、国民党の蒋介石は大陸反攻の機をうかがった。毛沢東の後、最高実力者となった鄧小平は平和統一に路線を転換して一国二制度を提案したが、蒋介石の長男、蒋経国は大陸との交流を拒んだ。中国前国家主席の江沢民は強硬に台湾に統一を促したが、台湾民主化を進めた李登輝とは折り合えず、2000年に総統を引き継いだ陳水扁に対しては、中国は事実上無視を続けている。

台湾で馬英九が総統に就任した2008年5月以来、中台関係は経済面においてもつながりが深くなってきている。

現在、大陸の北京、上海、広州などの各都市と台湾の台北や高雄を結ぶ便はおよそ週260往復に及ぶ。機内には、双方の旅客が肩を並べ、観光やビジネスで台湾海峡の上空を飛び回る。かつて中台往来は香港や韓国・済州島経由を強いられた。


馬英九は2012年の次の総統選で勝利すれば、同年5月に2期目が始まる。現在の1期目に胡錦濤と会えば台湾内で賛否両論を呼び、選挙にも影響を及ぼしかねないが、2期目なら可能と考えているのだろうか。


胡錦濤は共産党総書記の任期が2012年秋に切れる。胡は台湾問題の解決に並々ならぬ意欲を持ち、祖国統一の大業である台湾問題に自らの手で大きな区切りをつけたい、と考えるはずだ。
国内の後継者問題でも白熱している様子。

2012年5月から年末にかけて、台湾統一を考えている思惑が見え隠れする。

台湾の民進党も行動しはじめている。日本も外交・安全保障上 中国や台湾の国内の動きを注目していく必要がある。

2009年12月21日東京新聞 朝刊より【台中(台湾中部)】台湾の野党民進党など在野勢力は二十日、台中市で二十二日に行われる中台窓口機関のトップ会談に抗議する大規模なデモ行進や集会を会談が予定されているホテル周辺で繰り広げた。

 野党陣営は会談を「密室協議で台湾の将来を決定する」としており、中国の海峡両岸関係協会、陳雲林会長の台湾滞在中、断続的に抗議活動を続ける。

 陳会長は二十一日に来台。トップ会談では、台湾の海峡交流基金会、江丙坤理事長との間で農産品の検査検疫協力など四項目の合意文書に調印。正式議題ではないが、中台間の自由貿易協定に当たる経済協力枠組み協定(ECFA)についても、来年早々の公式協議に向けて話し合い、二十五日に帰国する。

 これに対し、民進党などは、とりわけECFAに関し「中国の統一戦略に巻き込まれる」として、締結の是非に関する住民投票の実施などを求めている。

 抗議活動には主催者発表で十万人以上が参加し、「一辺一国(台湾と中国はそれぞれ別の国)」などと声を張り上げた。

 民進党の蔡英文主席は、集結した民衆を前に「台湾の最大の問題は、台湾を中国との統一に導く馬英九総統だ」と訴えた。