国際オリンピック委員会(IOC)は23日、カナダ・ケベックで理事会を開き、2020年夏季五輪招致の1次選考を行った。東京都を含む5都市が名乗りを上げた中、東京とイスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)の3都市が正式に「立候補都市」に選ばれた。ドーハ(カタール)とバクー(アゼルバイジャン)が落選した。
IOCは、各都市が開催計画の概要を記した申請ファイルの内容を15項目に分けて審査。東京とマドリードが互角の評価で、イスタンブールが続いた。ドーハは秋開催、バクーは都市基盤の未整備などを理由に落選とした。16年招致でも東京は1次選考で最高の評価を得たが、最終的には「南米初開催」を掲げたリオデジャネイロ(ブラジル)に敗れた。
東京は、コンパクトな開催計画や4千億円の積立金、政府からの支援などを評価された。一方、福島第一原発事故による夏場の電力供給不足への懸念や、五輪支持率の低迷を指摘された。IOCが首都圏で行った世論調査では、招致賛成が47%で、反対が23%だった。