北海道のばんえい競馬で初の白毛(しろげ)の競走馬「ハクバビューティー」(2歳、メス)が、21日にデビューした。初レースは10頭中9着だったが、帯広競馬場(帯広市)に集まったファンをわかせた。
白い馬はばんえいにもいるが、これらは年齢が進むにつれて白くなる芦毛(あしげ)と呼ばれ、生まれつき真っ白な白毛は、公営化して65年余りのばんえいの歴史で初めて。父母とも鹿毛で突然変異という。道営競馬には以前、白毛の馬がいたが、すでに引退している。
生産した北海道浦幌町の北村俊明さん(69)が、生まれた時に「全身真っ白でびっくりした」という「ハクバ」はもともと体が小さく、馬体重は676キロと出走馬の中で最も軽かったが、最後まで力強い走りを見せた。北村さんは「ゴールしてくれただけで十分。もっと大きくなって、実力をつけてくれれば」と期待していた。