さいたま遺跡巡り その3 | 鉄の日記

鉄の日記

てけとー

みなさま、おはようございます。

前回の記事の続きです。

前玉神社から、隣接する「さきたま古墳公園」に行きます。

まず最初に、博物館へ。ここには、銘文が刻まれた鉄剣が展示してあります。

その内容は、こちらに記されています(Wikipedia先生の記事です)。

 

  

 

鉄剣です。国宝です。窒素ガスが封入されたケース越しに、見ることができます。

五世紀には、このあたりまで大和朝廷の支配下にあったことが、分かる資料なのだそうです。

 

回った順とは前後しますが、まずはこの鉄剣がでた稲荷山古墳です。

巨大な前方後円墳(長さ120mくらい)で、この写真は後円部。階段がついていて、登れます。前方部にも階段がついています。

 

となりの、丸墓山古墳の頂上から、見下ろした稲荷山古墳。向かって右、前方部の階段と墳丘を縦断する歩道がわかりますでしょうか。

前方部は、壊されてしまったので、近年復元したものであるとのことです。

 

 

公園のなかには、唐突に古民家があったりします。

古い案内看板によると「人家」となっていますので、近年まで現役で使われていたのでしょうね。

 

二子山古墳。全長135mだそうです。

 

 

将軍山古墳。墳丘上に、埴輪が置かれています。全長101m、墳丘90mだそうです。

後円部の一部が、博物館になっており、古墳の内部に玄室が復元されています。

 

 

↑ 復元された、玄室。

 

 

↑ 丸墓山古墳。日本最大の円墳だそうで、直径100mです。周囲に濠の一部が残っています。のぼうの城という物語で、石田三成が陣を張った場所だそうです。

高さが19m近くもあり、眺めが良いです。

↑ 将軍山古墳も、見下ろす感じになります。

 

 

 

↑ 西には、復元された忍城の天守閣が見えます。この「のぼうの城」関連の史実については、こちらをご参照ください。