平成22年3月19日 13:30から東京地裁
被告:槇泰智、黒田大輔
原告:創価学会
槇被告は欠席。
最初に裁判官から、槇被告からの準備書面について確認。
槇被告の代理人から、
それと8ページの「公明」とあるのは「公明党」の間違いです。
すると創価学会側は、
先生、それ以外にも、いっぱい間違いがありますよ。5ページ以下からは、原告と被告が全部、入れ替わっていますよ。ちょっと、これでは混乱してしまいますよ。
場内から失笑が漏れる。この指摘に裁判官。
そうですね、それでは、これは留保として、差し替えてもらいましょうか。
槙被告の代理人は、
わかりました。
それに続いて、裁判官。
それと、黒田被告からも準備書面が提出されていますね。それと、反訳のことで何かあるということですが。
これに対して黒田被告。
反訳文ですが、原告が提出したものには、創価学会信者の声が入っていません。それも含めた上で、今回、反訳書を提出しました。それと、印刷はしたのですが、ホッチキスで留め忘れたものがありました。
今回は乙7の1、2、3を提出しているのですが、4と5もありますので、すぐに出します。
裁判官が一言。
この反訳ですけども、意味があるんですかね?
この問いかけに黒田被告。
原告が提出してきたものは反訳が違う部分もありますし、反訳がされていない部分もあります。ですので、私からは完全なものを提出しました。
すると裁判官。
今回の訂正が、あなたの行為に、どのような影響を与えるのか、ということなんですけどね。
黒田被告が答える。
今回は私の責任が問われているわけですので、私としては、完全な反訳が必要と考えて提出したのですが。
裁判官は、
うーん、まぁ、残りの分は週明けには出るということですね。
槙被告の代理人から確認が。
今後、槇被告の関係で提出する証拠は、丙号証ということでよろしいですか。
裁判官が答える。
いえ、槇被告を乙イとし、黒田被告を乙ロとします。それと槇被告の答弁書も、本日陳述扱いとしておきます。
その上で裁判官は学会側に、
反訳が来週中に出ますので、原告のほうで確認してください。
さらに被告側にも、
それと、この件は、かなり時間も経過していますので、被告の抗弁は次回までに出しきってください。次回に被告の主張が完結するという理解で進めます。いいですね。
槙被告の代理人が「はい」と返答。次回期日が決まり、閉廷した。