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Shudder Log

* このブログの内容はすべてフィクションであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません。

バウム・クーテヘン教授(関俊彦)のmi corazon。
サラリーマンパラレル、ということはKSはスチールカメラマンか。
普通に大人な感じで出逢いから。
Darren HayesのCreepin' Up On You。
「誰も俺みたいには君を愛せない」。
学生パラレルで、純真KSをだまくらかすストーカーJS。
で、後日譚として別れた後(KSが逃げた後?)を、同じくDarren HeyesのVoidで。
Big Bang。
むしろドキンちゃんメイン。
赤髪ポニーテールの似合いそうな人で思いついたのがGDだった、とも言う。
虐げられ方からしてGdybよりGriだよね。
ワールドイズマインでsongficにしても可。
2Seopで電話。あるいは時差。
最後のがやりたかっただけ。
でもJSよりELの方が似合うかも。
 
***
 
だから、何度も言ってるだろ?
愛してるし、手放す気はないって。
キソプが嫌だって言っても、俺は諦めないから。
分かってるだろ?
 
俺だって会いたいよ。
今すぐ抱きしめたい。
できなくても、こうして電話してるだろ?
声だけでも聞けて嬉しいよ。
 
浮気されても仕方ないとは思うけど。
 
して欲しいなんて言ってないし、しないと思ってる。
もし浮気しても、そっちが本気になっても、逃がすつもりはないから。
相手がケビンだとしても。
 
そりゃあ、一緒にいられたら幸せだけど。
 
なんで謝んの?
 
いいよ、弱音でも何でも吐いて。
溜め込まれるより、言ってくれた方が安心する。
 
俺も愛してる。
 
うん、やっと昼になったところ。
 
そうだね。
 
うん、じゃあ。
おやすみ。
また。
夢の中で。
二度目にキスを避けたとき、さすがに顔をしかめたのが分かった。
 
「今大事なところだから」
 
画面から目を離さずに言う。
 
怒ったかな。
 
でも、この場面、ゲームの大一番で、手止められないし。
 
スヒョン兄は、まじまじと俺を見つめる。
 
それから、意外にも落ち着いた声で言った。
 
『目、乾かない?』
 
ちょっと拍子抜けしながら、俺は答える。
 
「大丈夫」
 
『本当に?』
 
その声に、楽しげな色が混じる。
 
「何企んでるの?」
 
嫌な予感がして、俺は訊ねる。
 
ふふ、笑う気配のあと、いきなり抱きつかれた。
 
「ちょっ、今ほんとにダメなのに!」
 
スヒョン兄は今度は遠慮なく笑いながら、俺の頭を引き寄せる。
 
『潤してあげる』
 
画面を確認ながらリカバリを図る視界に、開かれた唇が影を作る。
 
そして舌が、文字通り、飛び込んできた。
 
一瞬、言葉を失って目を見開く。
 
違和感はすぐに消え、俺は何度か瞬いた。
 
視線が同じ高さに戻ると、スヒョン兄は俺を腕の中に収めたまま言う。
 
『一度や二度避けたくらいで、逃げられると思った?』
 
その得意気な顔に、俺はため息を吐いた。
スーパードルフィーを完全カスタムしてKSにそっくりな子を作り上げるJS。
同じく、LJにそっくりな子を作り上げるCJ1。
YHの依頼により、JJにそっくりな子を作り上げるCM。
自分にそっくりな子を作り上げて、HGにプレゼントするHC。
 
そっくりに作って、それを壊すという病みネタも思いついたけど、誰か合うかな。
写真には写ってたけど、パリで乗ったって話はないよね。
南山あたりにあってもよさそうなのにないよね。
むしろ日本が観覧車大国すぎるよね。
 
お台場とか葛西臨海公園でTDRの閉園花火を狙ってもいいけど、下が綺麗なのはやっぱり横浜かな。 
 
観覧車デートだったら間違いなくElvinだよなあ。
「もう行ける?」
 
声をかけると、部屋の奥から大きな返事があった。
 
『行けるよ』
 
大きさとは裏腹の、目覚めきっていない声。
 
奥を覗けば思ったとおり、スヒョン兄の目は半分閉じたまま。
 
「行ける?」
 
もう一度聞けば、ふらふらと頷く。
 
どうにか荷物を持って部屋を出る。
 
他のメンバーはもう下に集まってるだろう。
 
ドアが閉まると、スヒョン兄は僕の手を引いて、廊下を行こうとする。
 
「エレベーターはあっちだよ」
 
僕は廊下の反対側を指して言う。
 
『集合場所はこっちのエレベーターが近い』
 
寝ぼけてるようで、頭は働いてるらしい。
 
「そうなんだ」
 
並んで歩き出すと、スヒョン兄は続けた。
 
『こっちのはシースルーじゃないし』
 
高所恐怖症だから、外が見えるエレベーターは、確かに僕は嫌いだけど。
 
「僕のため?」
 
スヒョン兄は半分寝たまま、笑みを浮かべた。
 
それから、僕の肩を抱き寄せて、歩きながら器用にキスをした。

2Seopで「木こりの泉」。元ネタはもちろんドラえもん。
女神のあたりの記述がないと、JSの自作自演みたいだね。
話し方も変えて。何もかも変えて。
 
ある日、二人が漢江沿いを歩いていると、何かアクシデントがあってJSが川に落ちる。
すると女神が現れて「あなたが落としたのはこのAJですか」と、笑顔キラッキラで紳士的でスーパー優しいJSを出す。
KSが正直に「違う」と答えてしまったので、きれいなJS(以下、AJ)が残され、女神は姿を消す。
うろたえるKSを、AJは慰め楽しませようとするが、KSは元のJSを取り戻すにはどうすればいいか考え落ち込む。
 
 
 ***
 
 
お昼が近付くと、川沿いの人通りはますます多くなる。
強くなる日差しとは逆に、僕の気持ちはどんどん暗くなっていく。
〝AJ〟は腕時計を見て、優しく言った。
 
「キソプ、お腹は空いてない?」
「空いてない」
 
本当は少し空いてたけど、何かを食べる気分にはなれなかった。
 
どうしよう。
どうしたらジェソプを元に戻せるだろう。
 
AJはうつむく僕の顔を覗き込むように尋ねる。
 
「朝、あまり食べなかったでしょ?」
 
僕は視線をあげてAJを見た。
AJは困ったように、でも笑いながら僕を見る。
困ってるのは僕なのに。
朝食を食べなかったことを知ってるのは、ジェソプなのに。
 
「食べたくない」
 
僕が答えると、そっか、と言ってAJは頷いた。
 
「俺は空いたんだけど」
 
遠くを見ながら、静かに呟く。
 
「付き合って食べてくれる?」
 
やっぱり笑顔で発せられた言葉に、僕は首を振る。
 
「どこかに行くのは嫌だ」
「じゃあ、何か買ってここに持って来ようか」
 
キソプの分も買ってくるから、とAJは歩き出そうとする。
僕は思わず腕を掴んで引き止めた。
 
「置いて行かないでよ」
 
ジェソプがいなくなったここから動く訳にはいかない気がした。
でも、AJの姿が見えなくなるのも嫌だった。
 
そのまま戻ってこなかったら、本当に途方にくれるしかない。
 
「わかった」
 
AJは肩をすくめて、僕の隣に戻る。
 
「キソプの気が済むまでここにいよう」
 
それから、心の底から、といった笑顔を見せた。
ジェソプの姿で、そんなこと言わないで。
 
「誰のせいだと思ってるの?」
 
笑顔のまま、AJは冗談めかして言う。
 
「俺のせい?」
「そうだよ」
 
僕はイラっとして、ぶっきらぼうに言った。
AJはまた困ったような顔になる。
 
「どうして?」
「AJはジェソプじゃない」
「〝AJ〟は俺のステージネームだよ」
「君は、ジェソプじゃない」
 
僕が言うと、AJははっきりと顔を曇らせた。
 
「俺はジェソプだ」
 
分かってる。
君もジェソプだ。
朝ちゃんと食べたのに、この時間にはお腹が空くなんてジェソプだ。
その顔も、声も、仕草も。
まるでジェソプだ。
 
「違う。君は違うよ」
 
AJを傷つけることは分かっていたけど、口から出る言葉を止められなかった。
 
「お願い」
 
僕は自分の頬に伝う水滴を感じた。
 
「ジェソプを返して」
 
AJはまっすぐに僕を見つめる。
こんなところは、ジェソプみたいなのに。
 
「お願い」
 
AJは悲しそうな顔で、僕を抱き寄せた。
泣く子供をなだめるように、AJは僕の額にキスをした。
 
「わかった」
 
優しく落ち着いた声がして、ぎゅっと強く抱きしめられる。
それからふいに身体が離された。
僕が驚いて顔をあげると、AJは笑って、勢いよく漢江に飛び込んだ。
 
 *
 
大きな水音がして、身体が衝撃に包まれる。
それから、圧迫感と浮遊感が同時にやってきて、自分が水の中に居るのだと分かる。
 
水。
淡水。
 
漢江だ。
 
キソプと二人で漢江を散歩していた。
なぜか俺は川に落ちて、どうしてか今は溺れかけている。
 
水中で何とか体勢を整えると、足が川底についた。
深い場所ではなかったらしい。
どうにか立つと、胸から上は水面から出た。
水流はあるが、岸まではたどり着けそうだ。
 
「AJ!」
 
河川敷に目を向けると、水際ぎりぎりに膝を付いたキソプがいた。
今にも飛び込みそうな雰囲気に、身振りで無事であることをアピールする。
 
「大丈夫、一人で戻れる!」
 
冬でないとは言え、水が温かいはずもない。
二人して風邪でも引いたら、それこそ目も当てられない。
流されないように注意しながら、川岸を目指す。

近付くにつれ、キソプがはっきりと顔を青くしているのが分かった。
川に落ちたくらいで、と思ったが、まあ、確かに普通ではない。
 
岸に着き、キソプに手を引いて貰って地上に戻ると、水を吸った服が途端に重くなった。
太陽は高いが、風が吹くと少し寒く感じる。
さっさと帰るべきか、どこかで着替えを手に入れるべきか。
いや、それよりも前に。
 
「キソプ」
 
手を貸してはくれたものの、一歩離れて固唾を飲むように立ち尽くしたキソプに声をかける。
 
「俺、何で落ちたんだっけ?」
 
キソプはその問いには答えず、確かめるように俺の名を呼んだ。
 
「ジェソプ?」
「うん?」
「本当にジェソプ?」
 
本当に、とはどういう意味だろうか。
 
「何それ」
 
眉を寄せて答えると、キソプは俺に抱きついた。
 
「バカ、濡れるだろ」
 
言っても、キソプの力は強くなるばかりだった。
腕の時計を見ると、さっきよりも明らかに時間が進んでいる。
俺はキソプを抱きしめ返しながら、お気に入りの時計を水に入れて壊したことにため息を吐いた。

スピッツの春の歌。
武道館NYネタのような。
A Shared Dreamのような。
つまりはWaypointのような。
JSがそのうちSunny HillのCHみたいになるならその頃でもいいかも。
相手役はオリジナルメンバー4人のうち誰かだけど、やっぱりSHで。
 
こういう、中途半端に史実に忠実というか、妄想というより捏造っぽいのはどうなんだろうか。
DHでCPのSH編とかA Waypointがそうだけど。