JYで書いてみよう SH編 | Shudder Log

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* このブログの内容はすべてフィクションであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません。

電話を切ったジュンは、少し怖い顔をしていた。
 
「ジュン、どうした?」
 
ちらりと俺を見て、すぐに顔を伏せる。
 
「なんでもないです」
 
溜め息をついたのを、俺は見逃さなかった。
いつもは可愛い末っ子でいるが、悩みはきっと尽きない。
年齢的にも、環境的にも。
 
「言いたくないならいいけど」
 
俺は背が高いジュンの肩を抱いてやる。
うなだれたまま、ジュンは小さく言った。
 
「ヒョンは」
「うん?」
 
顔を覗き込むと、痛々しげに唇を噛んでいる。
 
「トンセンを怒鳴ったりしますか」
 
意外な問いに、俺は目を丸くする。
 
「しょっちゅうお前達のこと叱ってるだろ」
 
そう言ったら、やっとジュンは俺を見た。
 
「僕達じゃなくて、妹さんのことは」
「そういうこと」
 
腑に落ちた俺は、思わず頬を緩ませた。
 
「笑わないで」
 
真剣な声に、俺はさらに笑顔になって答える。
 
「笑ってるわけじゃない」
 
再び目をそらしたジュンに言う。
 
「あったよ。大丈夫、ちゃんと伝わるから」
 
くしゃくしゃと髪を撫でて、もう一度顔を覗く。
 
「ね?」
 
ジュンはまだ目を合わせてくれない。
 
「はい」
「じゃあ、笑って」
 
そう言うと、ジュンは大きく頷いた。
それからやっと俺を見て、可愛い末っ子に戻って笑った。
 
「はい」
「よくできました」
 
俺が腕を解くと、今度はジュンの手が俺の裾を引いた。
 
「スヒョン兄」
「ん?」
 
まっすぐに、さっきよりも穏やかな笑顔で俺を見る。
 
「ありがとう」
 
俺が答える前に、ジュンの唇が頬に降ってきた。