脱原発について。
福島県のこと取材したいって言われて。
福島市の写真がほしい。
昨年末そう言われた時。
え~~!福島市に来ても。震災を感じられる写真も。
原発事故や脱原発を感じさせる写真も撮るのは難しいですよ。
そう言っておいたけど。
福島市に来てみたら思った以上に普通の生活をしているって驚かれた。
だから言ったじゃないか~~。
福島市が原発事故で変わったのは外見じゃないんだよ。
警戒区域や計画的避難区域なら人がいないから外見も変わったけど。
放射能は目に見えないからね。

取材で書かれた内容を全面的に書きかえてもらって。
題も「原発事故に翻弄される福島」
にして原稿を送ったけど。
「脱原発は福島県民の願い」に改題された。

http://www.kyobunsha.jp/maga/inoti/025/_SWF_Window.html

間違いではないんだけどね。
確かに脱原発は決めたけど。
そんなに単純でも。簡単でもない。
今の福島県は原発反対ってシュプレヒコールする余裕なんてない。
第一、原発推進に賛成する人が福島県内にはいない。
いたとしても公言できる雰囲気にはない。
みんなが脱原発に賛成している中で。
わざわざ脱原発!!なんて街中に掲げる必要がない。

原発事故もそれによる被害も。避難している人も。
まだ何も収束していない。
仙台市やいわき市は復興バブルって話もあるらしいけど。
福島市はまだ全然・・・・。
市民の減少もまだ続いている・・・。
日常生活は元に戻ったけど。
特に子供たちを取り巻く環境が変わってしまった。
放射能への不安と。
東電はもちろん。政府・自治体・マスコミ・研究者・・・・。
あらゆるものへの不信。
誰を信じればいいのかわからない人も多い。
そのせいで。家族や友人とも。意見が食い違い。
溝どころか関係自体が壊れてしまう人もいる。

それでも。復興を信じて。
頑張ってる。
たくさんの人が。
「ふくしまは負けない!」って。
実際は歴史的に見れば何度も負けっぱなしだったけど。
でも。その都度。必ず復興してきたんだ。
今までの福島を築き上げたご先祖様にも負けられない。

やっぱり「立ち上がる のりこえる 福島」なんだな。きっと。

http://www.yamakawa-p.co.jp/img/fukkou/poster_fukushima.jpg

このポスターのダウンロードはこちら。
いわて・みやぎ・いばらきバージョンもあります。

http://www.yamakawa-p.co.jp/archives/970
「復興・再生運動ポスター 山川印刷所」

ちなみにこの標語は福島市庁舎にも掲げてあります。
http://www.yamakawa-p.co.jp/archives/1021