久々の記事にも関わらず、大量のアクセスを頂けてうれしい限りです!
という訳で、調子に乗って記事更新していきますよ~
本日は以前作ったSuper50(JTM45とSuper100のハイブリット)のその後についてです
これがまたなかなかよい出来栄えで、不満なく使っていたのですが。。。。
予算の都合上、ビンテージのMarshallから取り外したポットを使っていました
これがまあ30%前後の誤差が出ているので、
やはりここまで作ったからにはビンテージテイストかつ現行品を使っていきたいところです
(左から1番目と3,4番目が24mm、2番目が28mmポットです)
まーたマーシャル談義ですが、67年以前はAB/RS製の28mmポットを使っています
プレキシ時代以降、次第にCTS/AB製の24mmポットに代わっていくのですが。。。
この28mmポット、現行ではなかなかないサイズで困ったものです。
唯一国内でも入手がしやすいものがあったのですが、とても高い。。。
どうしようかなぁと思っているうちに臨時収入が入ったので、勢いで買ってみました
Precision Electronics(PEC)のKシリーズ28mmポットです!
耐圧2Wのホットモールドカーボンで、ミリタリースペックというオーバーな規格です
つくりも非常に当時のAB/RSポットと近く
感触もカサカサっとしたドライで、トルク感が少ないので狙った位置に収まりやすい感じもそっくりです
プレスカバー、ベークライトベース金メッキ端子!豪華ですね~
そりゃ一個当たり2000円という高価な代物。。。
自分が普段使用してるAlpha製の約8倍の値段です
なんでこんなにたくさん画像を貼るのかって?
そりゃいい買い物したら自慢したくなるからですよ!!!
ちなみにビンテージMarshallのレプリカで有名な
MetropoulosやShurのSL67でも採用されているほどのお墨付きです
というわけで早速実装!
作業の画像も前の状態の画像もありません。
やはり雰囲気はこっちがありますよね。。。
グラウンドワイヤーがないぞ!配線ミスしてんぞ!
という声が聞こえてきそうですが、実はポットを取り付けるときにグラウンドワッシャーを挟んでいます
そのためグラウンドのワイヤリングをしなくても済んでいるのです
赤い矢印で刺したところから端子に被るように伸びてるのが分かりますかね?
こうすることで非常に美しい仕上がりになりました!
・・・・・・まあ、ポットハウジングにハンダを乗っけるのが恐縮すぎてできなかっただけなんですが。。。
そんな具合で完成です!
ビンテージのポットから新品になったことで、
適正な抵抗値に戻り音もかなり引き締まった感じです!
やはりポットの抵抗値が高いままだとEQに関しては濁りやすく
ゲインでは音がルーズになりがちです。
ポットは消耗品と考え、きっちり整備されたほうがいいですよ~!
ちなみにLoudness1のハイパス用Lemcoのディスクセラコンは
アンプのご相談を頂いたN様からお譲り頂いたものです!
改めてありがとうございました!!!