01古い言葉の理不尽 | 理不尽な世の中~時々、拙者も理不尽~

理不尽な世の中~時々、拙者も理不尽~

理不尽な体験、妙にイラッてした体験、などなど
主にバイトや仕事で発生した思い出(?)と、
真っ暗な学生時代やら今やらこの屑な失敗人生を
思うままに綴りはっちゃけ浸り後悔する体験記。
※ただ愚痴るだけの時もあり。

但し時には私も理不尽、だって●●だもの。


古い言葉とまではいきませんが、昔の言い回しってありますよね。

この言い方はこの意味、だとか。
これは正直、理不尽というか自分も今後気を付けなくてはならないようなお話。



某寿司チェーン、K社で働いていたときのこと。

当時は初バイト(誕生日前なので15歳)で半年経ったかな?くらいの時期でした。

寿司用語や特殊な言い回しで解っているのは【刺し】【むらさき】などにわかなら常用の物ばかりで、そう言った言葉には少ない知識で対応していました。
わからなくても、その類の用語を使いたがる特におじ様方は優しく解説してくれますし、一応はお客様対応としてパートさんだったりが空いた時間に念のため教えてくれます。


で す が … … ! !



昔の常識を押し付けたいおば様もいます。





ある日。(それもクソッタレ忙しい土曜日)



客「のり巻き一つ」


私「どちらの種類に致しますか?」


客「だからのり巻きよ


のり巻き…と一括りにするには種類多数。
細巻きにも種類があり、手巻きにも種類があり、太巻きもあり。

当然ながらのり巻きは海苔で巻いた巻物を差すのが当たり前時代の私には意味不明。


私「太巻ですか?」太巻は一種類。

客「だからのり巻き

私「どの種類ののり巻きでしょうか?」

客「私はのり巻きを要望してるの!」←要望に笑いこらえるの辛かった。


話進展せず。

パートさんの手助けにより【のり巻き=かんぴょうの細巻き】ということが判明後。


客「若い子にはわからなかったかー、ごめんねーw」


解 っ て ん の か よ 。



むかーし、むかしはのり巻きといえば、かんぴょうの細巻きしかない時代があったらしく、昔の人間は未だにかんぴょうの細巻きをのり巻きというらしい。(`□´)シラネーヨ

まぁそれは良いとして、だからと言っていまの時代は海苔で巻いた巻物は幾らでも種類があるわけで。
拘りがあるのか知らないけれど、かんぴょうの細巻きも【のり巻きの中の一つに過ぎない】わけです(´д`|||)

お高い江戸っ子な店ならまだしも、お安い持ち帰り量産チェーンのバイトが解るわけない。
まして祖父母と暮らしてるならあるかもしれない知識だが、生憎そんな家ではないし、しかもお店にはメニュー表と言うものがあってだな。

独自の言い方で言う人やら、メニューにないやり方を頼む人(アレルギーは別)は、ファミレスで知らない人がやっててもイラッとする。


そんな時代に生きていながら未だに馴染みの言い方を他人に押し付ける、最早老害。
察して言い直す術を、気遣い知らない。


しかも別に【かんぴょうの細巻き=のり巻き】は専門用語ですらない。
隠語になる専門用語だって、イマイチ勘違いしてる人も多いけど、その道のプロが身内で使うもので外野の客が使うのはただのにわかにしかならない。

特に今回のやり取りはかんぴょうの細巻きと認識してない発言かつ、のり巻きが何を指してるかわからないと言ってるにも関わらず答えを言わない。
これじゃ【教えてもらった、勉強になった客】というよりは【ただ意地悪な客】しか印象に残らない。
結局は教えてもらったのパートさんだし。


洋服なんかもどんどんアイテムの名称が変わるように、種類が増えたり時代が変わればごく自然な話。
【ジーパンって表現を知らない、あぁ、デニムのパンツね】みたいな時代もくるでしょう。

こんな時代に着いていかれない・察せない意地悪BBAにはなりたくない。