6月23日(日)

昨夕から天気は曇り
宿から羽幌港まで2キロ余り
tenereを宿に置いて港まで歩いて行こうと考えていたら、宿主さんが港で無料で預かってくれるよと教えてくれた。
港で預かりを申し出ると、夜間施錠するシャッター付倉庫で預かってくれるとのこと。

ウェアもブーツもまとめて預かってもらって軽装で島へ渡る。


風が強く高速艇が激しく動揺した。

幸い乗り物酔い止め薬を飲んでおいたのが効いたか酔わずにすんだ。
島に着いたら宿泊先の方が出迎えてくれた。
日中のプランについて尋ねられたので、口コミ評価が高い観光船に乗りたい旨申し出ると、風で波高く全て欠航しまったそうだ。…

楽しみにしていたので残念でならない。

一番の目的のオロロン鳥は岩場の低い所で羽根を休めるため、観光船からでないと観察出来ないそうです。

しかも昨年確認された生息数は140羽、年々その数は減っているそう。


取りあえず、第二の楽しみである「ウトウ」観察ツアーを申し込む。
羽化間もないウトウのひな鳥に親鳥が日中餌を求めて駆けずり回って、夕方それを雛たちに与えるさまを近くで観察するという内容です。

さて、では夕方まで何して過ごそう。
取りあえず、レンタサイクルで島内一周することに。
島の外周は12キロ。外周に沿った道路は10キロ。しかしたかが10キロ、されど10キロだった。
アップダウンが多く、獲得標高はどれくらいだろう。最高所が145mあったのでママチャリレンタサイクルでは上り坂が大変だった。



向こうに見えてるのは焼尻島



天売島のシンボル「赤岩」垂直に48mあるそうだ

向こうに見えるのは焼尻島





途中、ウミネコの巣窟があり、羽化間もないよちよち歩きの雛鳥と親鳥を間近で見ることが出来た。




ここは海鳥たちの楽園なのだろう。