前回のブログを書いてから1週間。
冷ましていた窯を開けて出して、
次の分を入れて、焼いて冷まして出しました。
前回、「テスト分を入れた」と書きましたが、
テストのメインはここ2−3年で
どんどんうまくいかなくなっていた、
大皿でした。
粘土屋さんに相談して出してもらった、
サンプルの土7種類で制作したものや、
土は今までのを使って、
素焼きの焼成温度を今までと変えたもの、
諸条件を変えて、計15種類試しました。
その大皿の他にも、
釉薬を調整したもの・・等、
細々した試作も同時進行しました。
さらっと書きましたが、
「焼成温度を変える」っていうのが、
私にとっては冒険でした。
今までずっと疑うことすらなかった部分で、
アドバイスを受けていなかったら、
絶対試していないと思います。
で、その結果ですが。
土は今まで通り&焼成温度を変えたものは、
全滅となり、解決とはなりませんでした。
「温度の問題だったのか!全部オッケーじゃん!」
ってなるかなーと
密かに(かなり)期待していたので、ガックリ。
ただ、一緒に焼いた他のアイテムの安定感は上がった感じがあり、
雰囲気が変わってしまうこともなかったので
次からは、これで行こうかなと思っています。
思わぬ副産物です。
そして肝心の大皿についても、
数は少ないながらも、
これはいけるかも!というサンプルがとれました。
いやぁ、嬉しい!
一度のテストでは確定できませんが
引き続き、採用に向けて試作したいと思います。
方向性が見えて来た感じで、
次の窯焚きが今から楽しみです。
作らなきゃ。
(細かなテストの方はまだまだ…)