#150 聞き手の専門家 カウンセラー | Rie's messages

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初心者の頃から、家族、介護士、ケアマネとしての、介護の体験談をエピソードを交えて書いています。何を見てどう判断しているかなど、ヒントになればと思い書き始めました。

 

 

 

カウンセラーニコニコ

 

おはようございますニコニコ

 

大分前に、もう10年以上前になりますでしょうか、

書店でたまたま目に入った本を買いました。

 

それが↓

 

 

この本には

本当に助けられました照れ


管理職として働いていた時、

自分の言い分ばかりを次々と訴えてくる人、

何が目的で話をしているのかが見えない人、

などなど・・・

 

こういう人にはこういう対応が良い

ということが明確に書かれているため、

ポイントを手帳に書いておき、

スタッフとの面談をするときに

いつも確認しながら対応していました。

 

そんな覚えがあるため、

やはりカウンセラーの方の技術は

すばらしいという思いがあり、

 

最近(といっても数か月前かと思いますが)、

これを買っていたので、読み始めました。

 

おもしろかったので、ほぼ一気に読み切り、

今はポイントをまたメモしています。

 

 

この本にも書かれており、

以前利用者さんのご家族にも

伝えたことのある技術。

 

模倣、本の中ではミミッキング

と書かれていました。

 

ある利用者さん、認知症の影響も相まって、

まずは自分の話したいことを

伝えたい思いが先に立ち、話すものの、

話にまとまりがないため、

途中でご家族が

確認のための質問をしても、意思疎通ができない。

質問に対する答えが得られない、と。

 

「ご家族からどうするのが

いいんでしょうか?」

聞かれたことがありました。

 

私は、

まずは先に本人の話を聞いて、

本人が話し終わった、

これでとりあえず話したぞ!

となってから、


「で、さっきのこれってどういうこと?」などと訊いてみたらどうでしょう?

と提案したことがありました。

 

遮ると、余計なワードが入ってきてしまって、

利用者さん本人の考えが

更にまとまりにくくなると思いますと。

 

そして、

じっと聞いているのも大変でしょうから、

そういう時は、模倣

相手の話したことを繰り返す、という

技術がありますよ、と。

 

例えば、

「痛いんだよね」と言われたら、

普通なら、

「どこがどんな風に?」と

心配で聞きたくなりますが、


敢えて、

「そっか、痛いんだね」で一旦待つ、と言った感じです。

 

ご家族からは、

「ああ、確かに。先にこっちから

あれは?これは?ってきいちゃってました。

そうやって、待ってみることも必要なんですね」と言われました。

 

些細なことですし、

24時間ずっと一緒にいるご家族からすると

待つことなく効率よく対応できればと

思うのは当然だと思いますが、

 

「待つことによって、結果効率が上がることもあると思いますよ」

と伝えました。

 

それも、こんな風にカウンセラーの方の本が

あるおかげだと思っています。

 

ほんと、いろんなプロのお話を聞くことは

勉強になりますよね。


ちなみに、どちらの本も普通に

人間関係上のコミュニケーションで、

役立つ本でした。

 

本当におすすめです照れ

 

今後も、ためになったなぁという本があればご紹介しますね。


照れ照れ照れ


今回の母ご飯?

ドーナツと小豆パンかな?ウインクウインクウインク