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高校生が主体となって社会問題を解決するためのビジネスを考案し、実践する教育プログラム「SAGE(セージ)」の第一回国内大会が二十二日、八王子市丹木町の創価大学で開かれた。セージは二〇〇二年に米国で始まり、現在は二十三カ国で取り組まれているという。

 日本では宮崎猛創価大教職研究科教授の研究室が事務局となり、ゼミ学生らが大会運営や高校生への助言を担った。今回は二校が参加し、一校四人のチームで練り上げたアイデアを発表した。

 都立練馬高校(練馬区春日町)は、区内の保育園や幼稚園と連携し、地域内で親子が一緒にごみ拾いをして、終了後に親睦会を開くというイベントを提案。地域の美化に対する意識が高まり、住民同士の交流も進むといった効果があるとした。

 都立国際高校(目黒区駒場)は、フィリピンで初等教育の中退率が高いことに着目し、貧困家庭の子どもは満足な昼食を取れないことも中退の一因と考 えた。そこで飲料メーカーに協力を求め、消費者が野菜ジュースを買うと、収益の一部がフィリピンで農作物を栽培する資金に充てられ、収穫した農作物を学校 給食へ提供するというプランを示した。

 宮崎教授は「高校生の主体性を大事にして場と環境を与えれば、あれだけのことができることが分かりました」と振り返った。また、高校生たちを支援してきた宮崎ゼミOGの本多由佳さん(22)は「未知のことへ挑戦する勇気 が得られました」と満足 そうに話した。