20代の時、イギリス一人旅で泊まったセント・アイヴスのB&B。

以前書いたブログがこちら。

 

行方不明になっていた、宿のポストカードが出てきました!

 

Google mapで検索してみたら、残念ながら宿は無くなってしまったみたい。

でも、跡地に違う宿ができていました。

ご親族がやってるのかなあ。問い合わせてみたけど、未だお返事がなく。

 

当時はガラケーで、ネットも使っていなかった。

イギリスの田舎町では、ガイドブックのわずかな情報と現地のフリーペーパー、自分の足と勘が頼り。

だからこそワクワクは大きかった。

 

それにしても良いポストカードじゃないですか?

日本でいうと尾道に似た、こじんまりとして素敵な海と坂の街。

汗をかきながら坂を登り、丘の上の宿を訪れた時のときめきが蘇る。

あの宿での昼寝は、私の人生で一番気持ちよかったシエスタでした。

 

1階の朝食部屋は多国籍の宿泊客で賑やかで、みんなトーストを何枚も食べるので驚いたっけ。(私も食べたけど)

大好きなマッシュルームが美味しくて嬉しかった。

帰りにお土産にとポストカードをいただいたのでした。

 

後に、ある人にセント・アイヴスは私の前世と関係あると言われたことがある。

ここで子供たちに音楽を教えていたんだって。

それが腑に落ちるような、親しみやすい街でした。

 

芸術家に愛される街。

今だったらどんな印象を受けるかな。

 

前のブログの写真を見ていると、今、福岡に移住して小さな海の街に住み始めたのも、セント・アイヴスからの流れのように思えてくる。

※St Ives

※福岡の我が家前

ここもすぐ裏には山があり、陶芸の窯がある。芸術家も多い。

美味しいパン屋さんが多いのもSt Ivesと一緒。

St Ivesの近くにはイギリス版モンサンミッシェルがあり、博多からフェリーで70分の壱岐島には小島神社という日本版モンサンミッシェルが。

 

もしかして私は、無意識に日本のSt Ivesを探し求めてたのかな?

 

人生の伏線って、いろんなところにあるのかもしれないですね。

 

 

※イギリス版モンサンミッシェル「セント・マイケルズ・マウント」引き潮時と、満ち潮時。

 

※日本版モンサンミッシェル 壱岐島の小島神社に行った時の写真。引き潮時と満ち潮時。

手漕ぎボートで連れて行ってもらって、ボートで鳥居をくぐりました。