全ては人のために
ここまでいったら救えない の続きです。
会計士の試験は1次試験が単答式と言ってマーク試験
二次試験は理論の論述試験。
そう、日本語が極めて苦手な僕が
そんな僕が論述の勉強をしてた時期
僕の両親と僕、理子で食事をしてたときのことでした。
理子がいると
普段は全く会話のない食卓が、とてもにぎやかになります。
父も母もよくしゃべる。えと…理子に。
僕は無視。
でも、その日は珍しく僕にも話しかけました。
なんでそんな流れになったか分かりません。
彼らは僕に
いつものようにいちゃもんをつけ始めました。
ほとんどアル中のような状態の父は
酒が入るといつも以上にタチが悪いんです。
散々色々言われてたけど
黙って聞こえないフリ
てゆうか食べることに集中して本当にほとんど聞こえていませんでした。
僕の隣で、完全に箸を置いて
黙って両親の話を聞いていた理子が
突然話し始めるまでは。
―――――…
理「そんなことありません」
理子…?
母「理子ちゃん、でもさ、一次試験は奇跡的に受かったかもしれないけど二次なんて絶対無理y…
理「無理じゃありません」
え…
父「大体こいつなんかが一次試験通ったこと自体がおかしi…
理「彗星は頑張ってました。おかしくなんかありません」
ちょ…
母「理子ちゃんならまだしも彗星なんて受かるわk…
理「受かります」
父「受かったとしてもこんなヤツ使い物にならn…
理「彗星は絶対大丈夫です」
理「頑張ってる人間に、そんなこと言わないでください。」
理「無理とかできないとか、二度と彗星に言わないでください」
理「――― … お願いします」
そう言って彼女は、僕の両親に頭を下げました。
あんな両親に。何言っても聞く耳を持たないヤツらに。
理子はやっぱり正面から、ぶつかってくれました。
僕のために。
普段はしっかり相手の言葉を聞いてから話し始めるのに
畳み掛けて話してる理子を見て
彼女がキレてるのが理解できました。
あぁ…このコは僕がとっくの昔に諦めたことを
やろうとしてくれてるんだ、諦めてないんだ
そう、思いました。
もう少しだけ頑張ってみようと思った瞬間でした。
両親との仲の修復を。会話を持とうと。
理「実家を離れてのダブルスクールは大変です。資格取得も、より困難になります。心配な気持ちはよく分かります。でも、不可能じゃありません。彗星ママの分まで、私が全力で支えます。」
そう言って帰っていった理子。
彼女がキレるのは人のため。
自分がどんなにひどいことを言われても、されても
僕が知る限りキレたことはありません。
彼女のことが大好きな僕の両親は、この後僕に何も言わなくなりました。
「理子ちゃんを逃すな」
を、除いては(笑)
つづくー!
ちなみに両親との仲は修復できてません/(^o^)\
てゆうか僕の中では悪化中です(笑)
改善に向かった仲は無残にも壊れました。
最後のセリフが実はやっかい!理子を傷つける両親が、許せません。