往復書簡5
~きみへ~
ゆうべはクリスマスイブ
きみは
どんな夜を過ごしたのでしょうか?
新しい一日が始まろうとしています
午前中の会議をこなし
淀屋橋、道頓堀、御堂筋を通り
あべのハルカスへ
街行く人たちの足も
普段とは違う
年末の慌ただしさが感じられます
午後の忙しさから
ようやく解放されたときには
六甲は
すでに夕陽に包まれていました
東京に戻る前に
もう一度、
すみよっさんに立ち寄りたくて
きみが
ちん電と呼んでいる阪堺電車に
飛び乗り、
住吉大社へ向かいました
違い、人もまばらでした
眼鏡橋を渡り、
本殿へと向かい
そこで、
人がまばらだった理由も理解出来ました
それもそのはず、
そこには無情にも開場は5時まで、
という看板が、、、(笑)
本殿入り口の閉ざされた門は
まるで、
きみへの想いを断ち切らせるための
神様の仕打ちなのでは、
と感じたのは
未練がましい
ぼくへの罰だったのかもしれません
新大阪駅の売店で
きみの好きな
551蓬莱の豚まんを
手土産にしました
これも、
ぼくの未練がましさですね
反対ホームでは
博多行きのぞみが
視界から消えてゆき、
反対側のホームに
一人佇んでいる人影が
ふと、その影に
きみの面影を重ねたのは
ぼくの想いだけだったのでしょうか!?
~きみへ~






